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【介護 福祉 本】介護・福祉に関わる人に読んでほしい、おすすめ本【介護福祉士 】

 介護・福祉のお仕事に関わる人、家族の介護に関わっていらっしゃる方に手に取ってほしい本を集めました。もし、自分が、大切な人が介護が必要になったら。決して綺麗ごとでは済まされない毎日の積み重ねで苦しい思いをされることも多いと思います。作られた感動のストーリーではなく、リアルな「生」を感じさせてくれる本です。

 

こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち (文春文庫 わ)

 渡辺 一史 (著) (文春文庫 わ)
 筋ジストロフィーという難病を患う鹿野さん。進行性、治療法が確立されていない病気で、日に日に自分の意志で体が動かなくなってしまいます。そんな中、鹿野さんは40人のボランティアを駆使して自分のしたいことを全うしていきます。介護される側・する側といった枠組みを超えた人と人とのぶつかり合い。実際にボランティアに関わった著者の人間の尊厳とは何かを問うノンフィクション。介護は決して他人事ではありません。自分が介護される側になったとき、どこまで人間としての自信を持って生きられるかと問われている気もします。

 

看護覚え書―看護であること看護でないこと

看護覚え書―看護であること看護でないこと

 フロレンス ナイチンゲール(著)(現代社)
 ナイチンゲールというと、献身的な白衣の天使というイメージがありますが、実際は軍人にも立ち向かっていく勇敢な女性ということにびっくりしました。看護学校ではバイブル本となっているようで、一世紀前に書かれたという古さを感じさせない一冊です。看護に必要なことは、優しさだけではなく、技術や観察力を身に着けるということなど、真の思いやりを学ぶことができます。

 

ロスト・ケア

ロスト・ケア (光文社文庫)

 葉真中 顕(著) (光文社文庫)
 世の中がギスギスしはじめると、弱い者イジメが始まってしまう。胸が痛くなるような事件の報道も耳にすることが多くなりました。高齢化社会、痴呆症、介護職のストレスによる社会問題。そして尊厳死について。現代の日本が抱える闇の部分にスポットを照らした問題作。日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作で、小説とリアルさです。

 

 

 長期的な介護は心身ともに疲れてしまうもの。繰り替えす日常に介護される側もストレスを感じてしまい、歯車がうまく回らないときもあるでしょう。ケースバイケースで解決策が一つとも限らないのも問題です。優しい社会であるために、是非一人でも多くの方に命の尊厳について意識してもらいたいと願います。

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