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読書はみんなのサプリ

中年オヤジと呼ばれる歳になったら読んでほしいおすすめ本

ある程度、年齢を重ねてくると壁にぶつかっても、うまいやり過ごし方をマスターしているので
なんとかなるものです。
それでもたまには迷うこともあるでしょう。
それは仕事上のことだけではなく、たとえば両親の介護など家庭の問題にも向き合わなければいけなくなります。
そんなときに参考になりそうな本を3冊紹介しましょう。

 

『勇気をくれる後ろ向き名言』

勇気をくれる後ろ向き名言

著・鉄人社
だめになりそうな時、負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くことを大事にしたら、うつ病になりました(笑)など生きていく勇気をくれるネガティブな言葉を集めた本です。ポジティブの押し売りにうんざりしている人におすすめですよ。
成功した人の方がSNSではポジティブな言葉が飛び交うけれど、本当に困った時に助けてくれるのはこういう傷を負ったことのある人の言葉に癒されるものです。傷ついた時の過去の自分を思い出させてくれます。

 

『両親に贈りたい旅』

両親に贈りたい旅 (TABI‐GUIDE SERIES)

著・A-WORKS
両親に喜んでもらえる旅をプレゼントするのは案外難しいものです。自分一人や友達とだったらなんてことのない、飛行機の乗り継ぎや移動時間、時差、行程、食事、治安、言語など、すべてが
「親の目線」で考える必要があるからです。本書は、これらの快適な旅の条件をクリアしながらも、存分に楽しめる旅先を厳選したガイドブックです。
「自然を感じる旅」「文化にふれる旅」「船で巡る旅」「遺跡を望む旅」などなどです。
気になる旅の予算から手配の仕方まで、細かく解説されたガイドもついています。
今まで頑張ってきたから今後はゆっくり良好でもいってほしいなと、親孝行を考えている方にオススメです。

 

『55歳からのハローワーク』

 

55歳からのハローライフ (幻冬舎文庫)

著・村上龍
13歳のハローワークのような職業ガイド本ではなくて、50代のごく普通の男女を描いた中編小説です。
58歳で離婚した女性が婚活に挑む「結婚相談所」、リストラされた54歳の男性がバイト先で中学時代の友人に再会する「空を飛ぶ夢をもう一度」など、全5篇を収録しています。
50代になってからでも新しいことをはじめることもできるって感じられるのは素晴らしいですね。
中高年の不安と希望がリアルに描かれていて、とくに50〜60代の人は共感できると思います。
定年退職はゴールではなくスタートなのですね。

 

人生も折り返し地点を過ぎれば、そろそろゴールというものを見据えなければいけなくなります。
日常の忙しさの中でふと立ち止まって考えてみるのもいいですね。

 

 

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