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【食べる 好き 本】「食べる事が大好きな方」におすすめ小説3選

今回は食べ物の描写が美味しそうなおすすめ小説を紹介。

読書が苦手な方にも読みやすいです。

ほっこりする、肩の力を抜いてリラックスして読めますよ。

 

1、【彼女のこんだて帳】

彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

角田光代〔講談社文庫〕
料理を作る事に関する14話の短編からなるこちらの小説。読んでいると、自分に毎日ご飯を作ってくれた大切な人の事や、家族みんなで囲んだ食卓が懐かしくなる事でしょう。

また、短編のなかのそれぞれの登場人物がちょっとずつリンクしていているのでそれのリンクを見つけるのも楽しいです。『食べる』とはつまり生きる事。美味しいご飯はお腹だけではなく、心をも満たしてくれるんだと実感します。更にうれしい事に、なんと小説の中に出てくる料理の作り方レシピも付いてくるというおまけつき。読んでいて作中に出てくる料理が食べたくなったら、実際に作ってみる事も出来るという計らいです。

 

2、【東京すみっこご飯】

 

東京すみっこごはん 雷親父とオムライス (光文社文庫)

成田名璃子〔光文社文庫〕
何よりも話の設定が斬新で面白いです。いわゆる『レンタルキッチン』のような場所で、性別や世代を超えた様々な人が集まりあらかじめ用意されたレシピ本にあるレシピを調理してみんなで食べ、るという不思議な共同食堂が舞台。

両親共働きで毎日1人でご飯を食べてる学生さんや孤立したお年寄りの方、1人暮らしの大学生や社会人、出稼ぎ中のお父さんなど、実際にこんな場所があったら絶対に通ちゃうだろうな、と思わずにはいられないお話です。普段ならば関わる事のない人達とのささやかな会話やコミュニケーションが楽しめます。そしてそこからお互いに様々な生きるヒントを貰ったり。とても読みやすくお話もしっかりしているので、普段あまり読書をしない方や中高生にもおすすめです。

 

3、【和菓子のアン】

 

和菓子のアン (光文社文庫)

坂本司〔光文社文庫〕
読んでいると絶対に和菓子が食べたくなるので要注意。デパ地下の和菓子屋さんで働き始めた梅本杏子(アンちゃん)、18歳のお仕事小説。そして、日常ミステリーの要素もちりばめてあり、読み手もワクワクドキドキしてしまいます。

主人公のアンちゃんですが、食べるのが大好きでちょっとぽっちゃり、その存在に癒されちゃう事間違いなしです。本当に可愛らしいキャラクター。しかもこの小説、和菓子の知識や日本の文化、季節の行事等についてはかなりしっかりと書かれているので勉強にもなります。読みだしたら止まらない1冊です。和菓子と緑茶を用意してから読み始めるのをおすすします。

 

 

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