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【永遠の0 小説 感想】戦争小説としてもおすすめの一冊、「永遠の0」

百田尚樹の本、「永遠の0」のその後の作品で「海賊とよばれた男」などベストセラー作家としても知られる百田尚樹さん。

その中でも特にオススメの本が「永遠の0」です。

「永遠の0」

 

永遠の0 : 1 (アクションコミックス)

今までの戦争作品とはちょっと趣を異にしています。

物語のプロローグとしては先ず、現代という今の時代から始り、次第にあの戦争の当時(太平洋戦争)を交互に詳細に描写しながら、それを現代と過去を交錯させながら進行してゆくのです。

主人公は零戦のパイロットであるが、感情的には絶対生きて帰るという当時としては考えられない信念が始終連ねているところに異質さを感じさせ、これが普通の戦争物語とは異なるのです。 

それでも、戦時戦局が次第に悪化するなか、ある理由を抱きながら遂に零戦の搭乗員として特攻隊員の一人として戦友と共に戦地に向かい戦死してゆくのです。 

しかし、その戦友は主人公に飛行中の不具合を仕掛けられ、不時着して生還し戦後をむかえて母国に帰還することになるのです。 其の帰還先が何と残された主人公の実家であり、妻と子供の待つ友人の家だったのです。 そして此の後、主人公の友人と主人公の妻子との生活が一般社会人となってはじまるのです。

 

永遠の0 (講談社文庫)

こんな方におすすめ

この作品は、お馴染みの戦争物語として観た場合、やはり当時の若い人が将来を犠牲にして国に殉じたかということも大切な要素であり、未来の日本国を考えた場合、現代の若い人や大学生などには特にオススメの小説作品と言えるでしょう。 

 

最後に

この本を読む前に既に、宮崎駿の評判のアニメである零戦を開発した堀越二郎の半生を描いた「風立ちぬ」という映画をDVDで観た直後で、関連性を探りながら思い切って読み始めたのがきっかけです。

そんな「風立ちぬ」との関連性も見るのも面白いんじゃないでしょうか?


百田尚樹の小説、エッセイ集
「海賊とよばれた男」(上・下巻) 「純愛」 「大放言」 「カエルの楽園」(最新版) 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 

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