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【将棋 小説 おすすめ】空前の将棋ブーム!今オススメの将棋小説3選。

 天才中学生棋士・藤井聡太さんや「ひふみん」こと加藤一二三さんの活躍もあって、今は空前の将棋ブームです。興味が沸いてきたので小説で読んでみたい、そう思った人にぴったりの将棋小説をご紹介しましょう。

 

1.盤上のアルファ

 

盤上のアルファ (講談社文庫)

 将棋担当の新聞記者のもとに転がり込んできた、無職宿無しのオッサン真田信繁。こちらもプロ棋士志望のキャラクターが主人公ですが、小説新人賞において満場一致で受賞したというのも納得の、実に愉快な物語です。
 真田はあまりにも自分勝手で破天荒な男なのに、いつの間にか愛着が湧いてくる。将棋のシーン以上に、生き生きとした遠慮のない関西弁がとても楽しいです。関西の人なら、より楽しく読めるでしょう。

 

2.サラの柔らかな香車

サラの柔らかな香車 護池サラシリーズ (集英社文庫)

 異能を持つ金髪碧眼の天才少女と、彼女を見守る元プロ志望の青年の物語です。
 上の二作とは違って、静謐な筆致で天才とは何か、そもそも将棋とは何かという、このジャンルにおける永遠のテーマを描いています。実は作者が元プロ志望で、青年は明らかに作者自身の投影となっています。プロになれなかった人から見た、天才たちの世界。彼の憧れと切なさが同居した心情は、真に迫るものがあります。

 

3.りゅうおうのおしごと!

[まとめ買い] りゅうおうのおしごと! (文庫版)

 現在第7巻まで発売され、アニメも放送中の大人気ライトノベルシリーズ。将棋界最高のタイトル「竜王」を獲得したもののスランプに陥った主人公・九頭竜八一。そんな彼のもとに、可愛い小学生の女の子が弟子入りを希望してくる……ここだけ切り取るといかにも非現実なライトノベルですが、この作品の本質はそこではありません。現実の世界であった出来事を下敷きにした、リアリティな将棋描写の数々です。個性豊かな若き才能たちが繰り広げる、限りなく熱い戦い。対局シーンは将棋をよく知らなくても、その熱量を感じられるでしょう。
 基本的に若者向けですが、高校生や大学生だけでなく社会人でも楽しめます。特にオススメなのは、女流棋士を目指す清滝桂香というキャラクターが登場する第3巻です。天才ばかりの中で泥臭く戦う凡人。きっと多くの人が共感を得ることと思います。

 

 

 いかがでしょうか。これらを読めば、もっと将棋が好きになれるかと思います。

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