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【人間関係めんどくさい 本】「人間関係に悩んでいる人」に読んでもらいたいおすすめ本

大学生、社会人関係なくどんな人にもおすすめしたいと思っています。特に人間関係に悩んでいる人は読んでほしい。

それは『嫌われる勇気』という本です。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

どんな話か

この本の一番重要な考え方を紹介します。

それは、原因論を止めるということです。

例えば長年いじめを受けてきた子供が対人恐怖になってしまったとします。この場合いじめが原因で対人恐怖になったということです。でも、この本ではこういった因果的な考え方を否定しています。原因論でではなくて目的論という考えを支持しています。

この子供の場合、人と関わりたくないという目的があって、その理由として過去に受けたいじめを使っているわけです。いじめを受けてきたから、人と関わるのが怖い、不安だという感情をこしらえているのです。結局これは何が言いたいのかというと、原因論に執着するとあなたの人生は一生過去に縛られてしまうということです。

 

不幸と感じる原因

これまでの人生を不幸だと考えている人は、過去になにかしら悩みや問題があったのだと思います。原因論だと結局その悩みに一生苦しむことになるのです。

「過去がこうだから、今の自分はこうなんだ」という風に、過去に縛られてしまいます。過去に支配されない生き方が重要だということです。

 

私の経験では

私も過去にかなり人間関係でつらい思いをしてきました。

今も引きずってしまっているんですが、人と関わることがどうしてもしんどいんです。何を話したら良いか分からないし、とにかく自分をさらけ出すということができません。人と接するときは完璧な自分を見せたい、見栄を張りたい、そういう変な欲求もあって、そしてそれをずっと続けてしまったせいか本当の自分を話すことなく自分を表現できなくなっていきました。

高校や大学でも誰かと一緒に居るのに孤独を感じていました。だんまりになっていることも多いです。グループワークとかで話すのも嫌で避けていました。

そういう過去を変えることはできません。でも私のこんな過去があったとしても、それは今の人生には関係ないと言うことです。

 

こんな人におすすめ

幼い頃にいじめを受けた人も、今は輝かしい人生を送っている人だっていっぱい居るわけです。人と話すのが苦手でも、親しい友人を作れるんです。私がなぜこの本を選んだのかというと。人生において人との関わりを避けては通れないと痛感するからです。

苦手だからといって避け続けたら、外に出るのも嫌になるし、仕事で組織を作ることも出来ないし、自分の生活にモロに関わってきます。この本にはこんな言葉もあります。「人の悩みは全て人間関係に集約されるが、人の喜びもまた全て人間関係に集約される。」詳しくは本を手にとって欲しいのですが、本当に納得のいく言葉だと思いました。

 

 

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

最後に

この本は悩める青年と、青年を諭す哲人の対話形式で構成されていて非常に読みやすいです。話のメインは人間関係です。もちろんこれを読んで人間関係が解決されるわけではないです。こういう本は読んだ後に、自分なりに解釈して実践していく、これが大切です。

 

 

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