巷には、様々な自己啓発系の書籍が出回っていますね。大学生だと将来のことが不安になったり、社会人でもこのままで自分の人生いいのかと悩むことは少なくないと思います。そういった時の生き方の指針となるのが自己啓発系書籍ですが、やみくもに読んでいてもかえって、何を信じていいのかわからなくなってしまいます。そこで、私が実際に読んで衝撃を受けた自己啓発本を紹介したいと思います。
1.嫌われる勇気
まずは岸見一郎著「嫌われる勇気」。大ベストセラーになったので知っている人も多いでしょう。アドラー心理学について対話方式でわかりやすく書かれています。
アドラー心理学では、人間の悩みはすべて人間関係に起因すると主張します。もしも、学校や職場で人間関係がうまくいかないと感じている人は読んで損はありません。
2.ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のことを教えてくれた。
ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
続いて、原田まりる著「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のことを教えてくれた。」です。こちらは、有名な哲学者たちがなぜか現代の京都にいるというよくわからない設定ですが、哲学について何も知らない人の入門書としてはうってつけです。
哲学とは結局は人間がどう生きるかという問題です。自分にとってなにが大切かを見つめなおす機会になります。文体も軽くて読書が苦手な人でも読みやすいですよ。
3.夢をかなえるゾウ
最後にこちらもとても有名ですが水野敬也著「夢をかなえるゾウ」です。シリーズ化もされており、人気があります。内容としては、すごく当たり前のことを言っています。でも、その当たり前のことがいかに自分ができていない、ないがしろにしているのかがわかります。当たり前のことを丁寧にこなすことが成功への道筋になるということを教えてくれます。
作中に出てくるゾウの神様ガネーシャのキャラが面白いので読み物としても単純に楽しむことができます。
自己啓発系書籍に頼りすぎのもよくありませんが、人生に迷ったとき、こういう生き方もあるんだというヒントの一つとして、おすすめします。