大人になると日々の仕事やノルマに追われる毎日。
「子供に戻りたい」ということありませんか?
そんな時は、絵本を読んでリラックスするのがおすすめ。
大人だからこそ、読んで見えるものがきっとあるはずです。
ぼちぼちいこか
大人にお勧めの絵本としてまず紹介したいのが「ぼちぼちいこか」マイクセイラーの作品でこれは特に大学生にお勧めしたい絵本と言えます。
まずタイトルから分かるように翻訳で大阪弁に訳しているのがポイントで、ユニークなカバのイラストと合わせてとっても楽しめる作品と言えます。
内容は主人公のカバが自分に合う仕事を探す為いろいろチャンジしてみるのですが、どれも失敗してしまいなかなか上手くいきません。ですがラストはちょっと微笑ましくて読んでいてふっと息抜きが出来る気がします。だから就職活動中の大学生の息抜きに最適で焦っている時に焦らなくていいんだよと励ましてくれるような一冊です。
クレーの天使
社会人におすすめの絵本としては「クレーの天使」です。
イラストはパウル・クレーが手掛けていて言葉は 谷川 俊太郎が書いています。これがまた秀逸と言える作品に仕上がっています。
クレーのイラストは線画で非常にシンプルでありながら表情豊かなのが特徴で、それに谷川さんの言葉との相乗効果で独特の世界観が成立しています。クレーが描く天使というのは多くの人がイメージする愛らしい生き物ではなく、どこか歪でそれでいてとても人間くさい感じがします。そして谷川さんの言葉はイラストにピッタリと嵌っていてすっと心に届く一冊と言えます。
100万回生きたねこ
あと定番中の定番でありいろいろ考えさせられる絵本が「100万回生きたねこ」佐野洋子さんの作品です。
100万回生きたねこが初めて真実の愛を知るといったストーリーでラストの一文がちょっと忘れられないですよね。
子供は勿論として大人こそ読んで欲しい絵本と言えますし、想像力を非常に掻き立てられる作品です。絵本の役割として子供の場合は言葉を覚える、想像力を掻き立てることを挙げることが出来、大人の場合は想像力を高める、読んでリラックスできるモノと言うことが出来ます。そして100万回生きた猫はこの想像力を掻き立てる作用が強いからこそ名作と言うことが出来ます。
また絵本なら多忙な人でもすぐに読むことが出来るのも魅力です。