今回オススメするのは「ハピネス」という本。
主婦が抱える、ママ友とのコミュニティについて書かれた本。
この本を読んでどう思うのか?
それは読者のそれぞれの立場で違うと思います、大学生が読んだら、女子は結婚して子供を持つのが嫌になりそうですし、男子ならこんなややこしい事に巻き込まれたくないと思うでしょう。
社会人だったら?違う意味で、このハピネスで描かれている事は形を変えて、そのまま会社の人間関係に当てはまるかもしれません。
そして、ママ友の世界より、社会人世界の方がもっとシビアで大変だと思うでしょう。
それは分かる気がするのですが、どっちも逃げ場があるようで、無い点では同じです。
「ハピネス」
この作品は、ママ友のヒエラルキーを描いた物語です。学校のスクールカーストがそのままママ友社会に移行したと言っていいかもしれません。どうして、人間はこの変なカースト制から抜けられないのでしょうね?大汗。
この本は、ママ友関係で苦しんでいる人より、苦しんでない人におすすめして、読んでどう思うのか?とても知りたい作品です。
イジメっ子がイジメが題材の物語を読んでどう思うのか?と同じ感覚でしょうか?
今、流行りの都心、あるいは都心に近いタワーマンションが舞台で、棟や階によって、ママ友の中で、上下関係ができて、そのなんとというか、虚構の世界で、子供を巻き込んで、上だ下だと大騒ぎしている主婦の話・・・というとアホらしい!と思うかもしれませんが、子育てをした事がある人にはこれがどれだけ切実な問題かよく分かると思います。これを読んだ時は、よくぞ、この物語を書いてくれた!と桐野夏生さんに言いたい気持ちでした。
タイトルとは反対のハピネス
このママ友の変なヒエラルキーが今に馬鹿らしくて、いかに阿保らしいか、でも、当事者にとってはどれだけ辛い事なのか?自分だけじゃなく、一番大事な存在である子供が大きく関わる事ですし、夫は大抵、面倒だし、一番避けたい事だし、自分は会社で大変なのにそんなママ友の下らない話は聞きたくもない・・・で、聞いてくれないでしょう。夫の立場になれば当たり前ですし、また、夫が解決できる事でも無いのは事実です。
でも、そういう孤独の中で、いわゆる八方塞がりの状況の主婦の気持ちを、この作品は凄く上手く描かれています。何が幸せで、何が幸せじゃないのか?そのバロメーターを考える作品でもありました。
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