本をプレゼントされると、とても嬉しい気持ちになります。特別な人に薦めてもらった本や、自分をイメージしてプレゼントしてくれた本は特別な宝物としてずっと心の中にしまっておくもの。
物語をプレゼントされるというのは、ダイヤモンドの輝きよりも美しいもの。いつも大切に想っている女性へプレゼントしたいおすすめの本を紹介いたします。恋人や友人、家族へのプレゼントにどうぞ。
ねむれない おうさま
ベンジャミン・エルキン(著) (瑞雲舎)
昔、広い海と高い山の向こうに住んでいたカール王様。ある日王様がねむれなくなったものだから、家来たちはてんやわんや。
あの手この手を使って王様がねむれなくなった原因を探し出そうとします。ほんとうに大切なものは何なのか、心の奥からじんわりと温かい気持ちになれる絵本です。想像もできないオチにくすりと笑ってしまいます。こんな本をプレゼントされたら結婚を意識してしまうかも?
あさになったのでまどをあけますよ
荒井 良二(著, イラスト) (偕成社)
柔らかなパステルカラーが眩しいほどに輝く絵本。何気ない毎日、いつもの景色。そこには確かな希望がある。
誰にでも訪れる朝。明るい気持ちにさせてくれますが、決して押しつけがましくなく、そっと心の窓を開いてくれるような絵本です。忙しい毎日を過ごしている女性、落ち込んでいる女性へのプレゼントにおすすめです。
ロッテ―おひめさまになりたい
ドーリス デリエ(著) (理論社)
女の子はいつまでたってもおひめさまになりたいもの。キレイなドレスが着たいと忙しい朝にワガママを言うロッテー。お母さんはどうロッテーをなだめるのでしょうか。
子ども心に戻って素直になれる絵本。自分のなかのお姫様を大事にさせてくれる絵本です。いつも素直になれない、自分を表に出せずにストレスを抱えている女性へのプレゼントにおすすめです。
深い感動はいつまでも色あせることなく、心のなかで輝きつづけているもの。そんな生きる糧となる読書の時間をプレゼントしてくれる人は最高のパートナーです。
面白かった本の交換というような軽いものではなく、是非特別な一冊を選んであげてください。