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【初恋 おすすめ 本】初恋の人がテーマのおすすめ小説。いつか必ず思い出す。【エピソード】

誰でも「初めて」の経験は心に残るもの。初めてだからこそ、上手くいかなくて、ほろ苦い経験をしたり、今が不満じゃないけれど、あの頃の不器用さを愛おしく思い出したり、幼かったころの情熱を思い出したり。読書を通じてあの頃の甘酸っぱい思い出にひたる時間を持ってみませんか?

 

「はつ恋」

はつ恋 (新潮文庫)

(新潮文庫) ツルゲーネフ・作
 身も心も激しく燃え上がるような幼い恋。みんなの憧れの存在、美人で才女で年上の侯爵令嬢への恋の苦しみが少年の胸を焼き焦がしていく様子が描かれています。叶わない恋と知りつつも抜け出せない甘い蜜。周りからみたら、ただの青春の一ページかもしれませんが、情熱の中を生きる当人たちは命がけ。ポップな表紙から爽やかな読後感を想像しがちですが、内容はロシア文学らしいドロドロです。

 

「ねえ、委員長」

ねえ、委員長 (幻冬舎文庫)

市川 拓司 ・作
 「いま、会いにいきます」をはじめ、ピュアな恋を描くのが秀逸な著者による青春短編小説です。あの頃、叶わなかった初恋が時間を超えて実るハッピーエンドの作品。少し不器用で変わり者の主人公と理解者の恋。静かに温かく流れる時間。甘酸っぱい涙必須の短編集です。表題作のほかに、「Your song」「泥棒の娘」が収録されています。著者の作品の中では、比較的現実的で死や病を題材にしていないので、軽い読み心地の一冊です。

 

「ナラタージュ」

ナラタージュ (角川文庫)

島本 理生・作
 あまりにも切なくて、痛々しくて、悲しい、愛おしい。著者が若い頃に執筆しただけあり、初恋のエネルギーがリアルに伝わる一冊です。高校時代の演劇部の先生と元教え子の恋。たった一度きりの恋。溢れる想い、突っ走る若さがぎゅっと詰まっています。誰かを好きになるのに理由なんていらない。見返りの愛を求めない純粋さがここにあります。映画化もされているので合わせてご覧ください。

 

人の数だけ初恋の数はあるのに、どの小説も情熱や切なさは共通しているところが面白くもあります。あなたの初恋はどんな初恋でしたか?思い出してみてください。

 

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