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【読み聞かせ 卒業 本】幼稚園、保育園を卒業した子におすすめ書籍

就学前の幼稚園や、保育園の時期に読み聞かせの習慣をつけるのはとても良いことですね。
そんな読み聞かせも、いずれは物足りなくなり自分で読みたくなる時期が訪れます。
そんなときにオススメの本をご紹介します。

 

『大きい1年生と小さな2年生』

大きい1年生と 小さな2年生 (創作どうわ傑作選( 1))

著・古田足日
まさやは1年生ですが、からだが大きくて、3年生ぐらいに見えます。でも、まさやは弱虫で、ひとりで学校に行けないし自転車にも乗れません。2年生のあきよは、学年中でいちばん小さくて、まさやより小さいのです。あきよは、チビとよばれるのが大嫌いでした。
まさやは、毎日あきよに手をつないでもらって学校に行きました。あきよがお休みした日は、まさやはどうしたでしょう?
まさやの成長物語で、かなり長い作品ですが、あきよの気の強さとまさやの弱虫ぶりが低学年の子にもしっかり読みとれて、どちらかに感情移入できるでしょう。一人読みができるようになった子にとってたは「長い物語を読んだ」と、自信のつく作品です。

 

『おともださにナリマ小』

 

おともださにナリマ小

著・たかどのほうこ
ハルオは、山びこ学校の1年生になったばかりです。ある日、学校へ行くと、げたばこのあたりで友達が騒いでいます。げたばこの中に、変な手紙が入っていたというのです。
その手紙には「おともださにナリマ小」という、謎のことばが!ハルオの心臓が、ドッキーンと打ちました。この書き方には、はっきりと覚えがあったのです
ひとり読みができるようになった子どもにオススメの1冊で、挿絵も多く楽しく読めます。

 

『どれみふぁけろけろ』

どれみふぁけろけろ (あかね書房・復刊創作幼年童話)

著・東君平
泳ぎが苦手な、たっくん。かえるは、泳げていいなあ、ぼくも、かえるになりたいなあと呟いたら、いつのまにか、かえるの学校の生徒になっていました。かえるの学校で習うのは、歌と泳ぎです。
どれみふあけろけろー、どしらそけろけろーと先生が歌うと、生徒も歌います。すると、雨具もがひろがって、雨が降ってきました。
シンプルでユーモラスな挿絵がたくさんで、自分で読み始めたばかりの子どもたちにオススメしたい、ゆかいな物語です。

 

現代は若者に限らず、大人でも読書離れが叫ばれて久しいですね。
統計では年に1冊も本を読まないなんて層もある一定いるそうで、読んでいる人からは信じられないくらいですが。
それはそうと、子供の頃に読書習慣をつけるか付けないかで、その後の人生が変わってくるかもしれませんよ。

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