びっくり
現場の当事者らでないと書けない生々しいオススメのルポ本3選。 『北朝鮮 核の資金源―「国連捜査」秘録―』 北朝鮮 核の資金源:「国連捜査」秘録 まずオススメなのが古川勝久さんによる本『北朝鮮 核の資金源―「国連捜査」秘録―』。古川さんは国連安全保障理…
競馬に興味がある。競馬のことをもっと知りたい。 でも競馬関係の本は沢山出版されている。どれを読んでいいのかわからない。週刊誌で充分なんじゃないか?競馬新聞で充分なんじゃないか。いいえ、良い本があるのです。今回は競馬の本で実際のレースにも役立…
『非道に生きる』 非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉) 園子温 もし小学校の通知表に、性的異常が見られます、と先生に書かれたらどんな気持ちになるでしょうか。普通は落ち着きがないとか、教師の話を聞かないなどがマイナス面の評価ですが、この性…
私がオススメする犯罪ノンフィクションを3冊紹介します。社会人にも読み応えのある、濃い本を紹介しますね。 どの本も名著です。 「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫) (豊田 正義)私は、犯罪モノ…
今回ご紹介する本のジャンルは「日本現代史」です。しかもその中の、誰も触れたがらない「深い闇」だけを掘り下げたノンフィクションの金字塔です。希代の小説家で、歴史家でもある松本清張の渾身の作、「昭和史発掘」(計9巻)と「日本の黒い霧」(上下巻…
『掏摸(すり)』 掏摸(スリ) (河出文庫) 中村文則 本書にはかなり濃厚な性描写が含まれています。自分にはまだ早い、あるいはそんなもの読みたくないというあなたにはお勧めできません。目を覆いたくなるような暴力シーンもあります。殺人もあり、平気で…
ミステリーが好きな人にオススメする本をいくつか紹介したいと思います。 『百鬼夜行シリーズ』 文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫) まずは京極夏彦の『百鬼夜行シリーズ』です。 よく『京極堂シリーズ』とも呼ばれていますが、作者は前者の呼ばれ方が好きなそ…
「あの人は普通じゃない」「そのぐらい言わなくてもわかる」「常識的に考えて〜」そんな言葉を誰かに対して言ったことはありませんか?実はこれ、モラルハラスメントという立派な嫌がらせ行為の一つ。普通や常識というのは、実は人によって環境によって異な…
報わるだけの幸せなラストなんてもう見飽きた。そんな方におすすめの、少しブラックで切ない、おすすめの小説を3冊ご紹介させていただきます。 『向日葵の咲かない夏』 向日葵の咲かない夏 (新潮文庫) 著者:道尾秀介主人公は小学生の「愛されない」少年で…
大学生や社会人にオススメの本を紹介させていただきます。 クライマックスは背筋が凍るほどの恐ろしさです。 『陰摩羅鬼の瑕』 陰摩羅鬼の瑕(1)【電子百鬼夜行】 今回紹介させていただくのは、京極夏彦著の『陰摩羅鬼の瑕』です。これは京極夏彦がシリーズで…
「勉強とスポーツは両立するのか?」は小、中、高、大学生の学校時代を通じてだれしも感じる永遠のテーマです。いえいえ社会人になっても「仕事と運動の両立」は人生の課題かもしれません。 この答え探しにオススメしたいのは、超超勉強ができる秀才エリート…
今回は、洗脳・宗教がテーマの小説を紹介します。 それは新堂冬樹著の『カリスマ』という本。 大学生や社会人にもおすすめです。 『カリスマ』 カリスマ〈上〉 (幻冬舎文庫) 新堂冬樹さんの「カリスマ」は15年ほど前に書かれたもので、オウム真理教が起こし…
タイムトラベル、タイムスリップ、タイムパラドックス、言い方は色々ありますが、現実の時間・空間から、過去や未来の世界に瞬間移動する事を言います。 一般的にタイムトラベルものの本はSF小説、ファンタジー系に分類されますが、私が今回、タイムトラベル…
世の中には奇書というものが発刊されています。日本においては、奇抜・不可思議なアイディアや設定を取り入れた本のことであり、主にミステリー関係の書物を指すことが多いようです。 日本三大奇書と呼ばれるものに夢野久作「ドグラ・マグラ」、小栗 虫太郎…
熊のプーさん、テディベア、くまモンとクマは愛すべきキャラクターとして人気です。 本の世界でもクマを主人公にした楽しめる読み物が多くあります。 今回はそんな熊が中心のおすすめ本を3冊紹介します。 「どんべえ物語」 どんべえ物語〈1〉ヒグマと2人のイ…
プロ野球の名勝負や名場面、元名選手が語る野球論などの著作は世の中に数多くありますが、かたや、「裏方さん」が、プロ野球界の実情や体験談を赤裸々に明かす本はそう多くありません。 将来プロを目指している野球少年や高校、大学生、あるいは社会人である…