競馬に興味がある。競馬のことをもっと知りたい。
でも競馬関係の本は沢山出版されている。どれを読んでいいのかわからない。週刊誌で充分なんじゃないか?競馬新聞で充分なんじゃないか。いいえ、良い本があるのです。今回は競馬の本で実際のレースにも役立つ本をご紹介します。
田端到・加藤栄の種牡馬事典
田端到、 加藤栄
田畑到氏。競馬関係では一番オススメしたい人です。独自の血統、コース理論、馬場適性もさることながら、その軽妙な語り口は読む人を本当に楽しい気分にさせてくれます。加藤栄氏との共著となるこの種牡馬辞典は競馬ファン必須といえるもの。毎年版が重ねられ期待するフアンも多い本です。実際の馬券検討にも多いに役立ちます。競馬の百科事典とも言うべき本です。
金満血統王国年鑑 for 2018
田端 到&斉藤 雄一
ちょっとおふざけの入ったタイトルですが王国というタイトルのとおりに王様と大臣がレースの回顧録をふくめたトーク集をするという内容です。なんと20年このノリで続いている競馬界における「良書中の良書」こと競馬となると大げさなタイトルがおおく、内容はなんだかよくわからないという本が多いですが、この本は外したものは外した、当たったものは当たったというようにきわめて正直であり、20年以上つづけられるという根本的な姿勢になっているのではないかと思います。
王様・田端到の「マジか! 」の血統馬券術
田端 到
馬というのは父系の血統と母系の血統の2種類を持っていて、このどちらかの血統が得意なコースがあります。コースは東京、中山、阪神、京都、ローカルの札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉のダートコース、芝コースとも二つとして同じコースはなく、すべて違い、ここでこの「コースが得意な血統」が分かれるという理論です。
そしてこの本では東京、中山、阪神、京都のコースを深く掘り下げて、馬券検討に役立ちます。
【競馬 初心者 おすすめ 本】競馬観戦、予想が楽しくなる。おすすめ書籍3選。
最後に
競馬というのは500kgの馬を人が操り、2000m前後を走り、その着差が数センチであることもままあります。それに金銭を賭けるというのは賛否というよりも否の意見が多いかもしれませんが、どんな趣味でもある程度のお金はかかるもの。
サイクリング、釣り、山登り、などなど全ての趣味にはお金がかかります。こういった理論をもとに予想する楽しさ、馬は血でつながるというロマン、そして思わぬごちそうにありつけることがあるかもしれないという楽しみも加われば、競馬というのは決して否定されるようなものではないと、わたしは思っています。