2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
江國さんとの出会いは、中学生の頃にまで遡ります。 江國さんが、児童文学を書かれていた頃で、初めて、大人向けの小説を書かれたということを、知り、書店に買いに行きました。 「きらきらひかる」 きらきらひかる (新潮文庫) 「きらきらひかる」は衝撃でし…
大学生や社会人になって「数学を勉強しておけばよかった。」「中学、高校の頃、習ったれど理解ができなかった。」と思うことはありませんか。 しかし今から、一から勉強するのは面倒ですよね。 【数学小説 おすすめ】「浜村渚の計算ノート」がおすすめ。数…
私が最近読んだ本でオススメなものは、「いつも、気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」」です。 いつも、気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」 いつも、気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」 オススメの年代は…
『世界一のトイレ ウォシュレット開発物語』 世界一のトイレ ウォシュレット開発物語 (朝日新書) 林良祐 今、社会人として活躍している方達は仕事に燃えているでしょうか?また、社会人を目の前にした大学生のみんなは将来への希望に満ち溢れているでしょう…
『東京スカイツリーと東京タワー[鬼門の塔]と[裏鬼門の塔]』 東京スカイツリーと東京タワー―鬼門の塔と裏鬼門の塔 細野透 東京スカイツリーが皇居から見たときに、鬼門と呼ばれる北東の方向にそびえ立っていることに、お気づきの方はあまり多くないでし…
近年、発達障害者の増加が訴えられてきました。自閉症やADHDなどの言葉は珍しいものではなくなっています。しかし発達障害が生来的な障害ならばいつの時代もその割合は一定であり、増加することはないはずなのです。しかし増加しているのは事実。 とすれば変…
『世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった!』 世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった! ブリギッテ・シテーガ ヨーロッパでも通勤客や長距離旅行者が車内で眠ることはあるが、座ってようと立っていよ…
『キレイゴトぬきの農業論』 キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書) 久松達央 農家が農業の話をしているだけなのに、ネット系ベンチャーのプレゼンテーションでも聞いているかのような印象の本です。本書の読書体験を一言で表すとそんなふうになります。そこに…
お医者さんはいったいどういう思考で患者の病名を探り当て治療に取り組むのか。ただ知識が豊富であるということだけではないようです。診断学について書かれた本をご紹介します。ミステリーや探偵ものが好きな社会人や大学生にオススメの本です。 隠れたヒン…
さまざまな健康法が世の中に出回っていますが、自分の体に本来備わっている「免疫」を知ることにより、より健康について学ぶことができます。風邪をひきやすい方、癌家系で心配な方、自己免疾患の方、花粉症などのアレルギーをお持ちの社会人や大学生にオス…
伏線回収が特徴ともいえる伊坂幸太郎さんですが、今回は登場人物が魅力的な作品を選んでみました。 1.死神の浮力 死神の浮力 (文春文庫) 愛娘を殺され、復讐を企てる夫婦のもとに死神、「千葉」が現れます。死神は余命の近くなった人間に近づき、可か不可か…
『伝え方が9割』 伝え方が9割 佐々木圭一 この技術を知ると知らないとでは、人生が大きく変わってしまうかもしれません。ちょっと大げさですが、それくらいの力を秘めた本だと思います。この本は物事をわかりやすく伝える力を養うといったものではありません…
私の最近読んだオススメ本は「38歳から着たい服 本当に似合うものだけ少量持つ」です。 これを読んだきっかけは36歳になって最近本当に服が似合わなくなったと実感したからです。何を着ても似合わないし、何を着ていいのか分からない。社会人になって買った…
2016年、アメリカのアリゾナ州で一人の男性が愛犬を前に頭を抱えていました。子犬の頃からきちんと飼育していたが、男性以外の人間にまったく懐かない。男性には従順で大人しいが、躾をしても家中に排泄をし、他の犬の仲間を求め頻繁に脱走を繰り返す。普通…
「みんな邪魔」 みんな邪魔 (幻冬舎文庫) 真梨幸子イヤミス作家で有名な真梨幸子さんの作品です。私が真梨幸子さんにハマったきっかけの本なのですが、とにかく登場人物の心理描写がある意味でグロテスクなくらいリアルです。 読んでいる内に、ああ、こうい…
『銀輪の巨人 ジャイアント』 銀輪の巨人 野嶋剛 著者は朝日新聞で社会部、イラクやアフガンでの戦場取材、台湾支局長などを歴任した言わば、非ビジネス分野のエキスパートです。その現役記者が記した本書は事実とインタビューにこだわった読み物風に仕上が…
『閉じこもるインターネット Google ・パーソナライズ・民主主義』 閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義 イーライ・パリサー 2005年12月4日 、Google はユーザーが過去に検索した言葉だけではなく、ログイン場所やブラウザなど57…
『ニンテンドー・イン・アメリカ 世界を制した驚異の想像力』 ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力 ジェフ・ライアン 三代目社長にして現在の任天堂を作った山内溥、「枯れた技術の水平思考」という任天堂の思想を作った技術者横井軍平…
病気というほどでもないけど体調不良が続く社会人や大学生にオススメの漢方についての本を集めました。 西洋医学と漢方では病気のとらえ方が異なります。原因がはっきりしている病にはピンポイントで治療できる西洋薬が効果的ですが、体全体のバランスが崩れ…
『ポルノ雑誌の昭和史』 ポルノ雑誌の昭和史 (ちくま新書) 川本耕次 タイトルのポルノ雑誌とは単なるエロ本ではありません。一般の書店を通さない販売ルートで売られていた本です。本屋を通さないと聞くと怪しい雰囲気がプンプン臭うかもしれませんが、別に…
『IT時代の震災と核被害』 IT時代の震災と核被害 (インプレス選書) 宮台真司 本書はグーグルの72時間という巻頭ドキュメントから始まっています 。Google は3月11日、地震発生からわずか1時間46分という驚くべき速さで、日本語版の安否情報確認ツール「パー…
『なぜ意志の力はあてにならないのか 自己コントロールの文化史』 なぜ意志の力はあてにならないのか―自己コントロールの文化史 ダニエル・アクスト 太ると分かっていても食べてしまう甘いもの、体に悪いと分かっていても止められないタバコ、ついつい仕事の…
『意識は傍観者である 脳の知られざる営み』 意識は傍観者である: 脳の知られざる営み (ハヤカワ・ポピュラーサイエンス) デイヴィッド・イーグルマン 我々が自分の意識によってなされたと思っている決断の、どれほどが本当に自分の意思に基づいているのか。…
みなさんはどんなマンガがお好きですか?少年マンガ、少女マンガ、いろいろなジャンルのマンガがありますが、ここではよくそこまで調べたな……と開いた口がふさがらないくらい、緻密な内容が書かれたマンガをご紹介します。 個人主義が叫ばれる昨今、大学生な…
大学生など若い頃はがむしゃらに頑張れたけど、最近周りの話題が結婚や転職など、安定したところへ着地し始めていて不安、という夢追い社会人の方、大丈夫です。 そのまま自分の信念を貫いた先に、きっと見えるものがありますよ。そんな不安でいっぱいのあな…
『おふろだいすき』 おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ) 松岡享子 作者の松岡恭子さんは、米国ボルチモア図書館や大阪市の図書館に勤務した経験のある方で、東京子ども図書館の理事長でもあります。名作『とこちゃんはどこ』の作者でもあります。絵は『…
『「学力」の経済学』 「学力」の経済学 中室牧子 文字通り、学力を経済学しちゃった目からウロコの本です。ご褒美で子供を釣ってはいけないなど、人生の成功に必要な勉強ってどんな勉強なのかという疑問に答えてくれます。少人数学級って効果あるの?などの…
『ろけっとこざる』 ろけっとこざる (岩波の子どもの本) H・A・レイ 子育てをしていたとき、周囲とコミュニケーションが取れにくかった息子が、自分と主人公の子猿のジョージを同一視するかのように何度も読んでとせがんだ本です。 『ろけっとこざる』では一…
『ぐりとぐら』 ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集) なかがわえりこ/おおむらゆりこ 野ネズミのぐりとぐらは、ある日大きな卵が落ちているのを見つけます。ふたりはそれでカステラを作ることを思いつきます。美味しく焼きあがってから、森…
『いのちのバトン』 いのちのバトン (講談社文庫) 志村季世恵 こんな職業が本当にあるのだろうか?と読んだ人は疑問に思うでしょう。著者は6歳から18才までの4児の母なのですが、仕事として生と死の両方のカウンセラーをやっています。バースセラピーをやっ…