何をやるにも億劫でやる気がでない、何がやりたいのかが分からないと、ついクダを巻いてしまうあなたへ。
元気いっぱいに明日への一歩を踏み出したくなる本を紹介いたします。ついつい石橋を叩いてしまうタイプの人には勇気づけに。いつでもアクティブに飛び回っているタイプの人には活力剤となるような元気がでる本です。
知らない人に出会う(TEDブックス)
キオ・スターク (著) (朝日出版社)
アメリカで人気のプレゼンテーション番組TEDで好評だったスピーチが本になりました。知らない人と話を続けるのは負担という方は多いのではないでしょうか。
知らない人と話すことは視野が広まり、相手を一人の人間として尊重することが偏見や差別、吐いた主義をなくすきっかけになると語られています。
大阪の人は難なく自然に楽しい会話ができますが、そうはいかないという方へ。知らない人とどうやってコミュニケーションを深めていくかを学ぶことができます。
見るまえに跳べ
大江 健三郎(著) (新潮文庫)
青春時代に味わう独特の虚しさや屈辱、絶望。人間の奥底に潜む残虐性など激しく燃え上がる感情を描いた短編集。
ノーベル文学賞受賞した著者が25歳のときに発表した初期短編集で、密度があってとにかく勢いのある小説。
跳びたくても跳べない、そんなもどかしさや、正直に生きたいのに生きられないというジレンマを抱えた人におすすめです。読んだあとには、走りだしたい衝動にかられます。
悩んで動けない人が一歩踏み出せる方法
くさなぎ 龍瞬(著)(WAVE出版)
仕事の成果が上がらない、新しい環境に馴染めないなどの悩みを持っている方へ。料理レシピのようにステップを踏んでいくことにより悩みが解消される方法を提案してくれます。
仏教の教えをベースに、気づきを得ること、後悔しない生き方をするにはどうしたら良いか。日常生活のなかで簡単に行える心のデトックス方法です。瞑想が習慣の方にもおすすめです。
心が疲れたときにはゆっくり休んで元気がでる本を読む。心のエネルギーがチャージされて、やる気スイッチが入ること間違いなしです。明日が来るのが楽しくなるそんな本です。