自分の好きな色、直観で選んだ色で性格や深層心理が分かるといわれている色占い。気になる色を身に着けると運気アップというウワサも。
ピンクが好きな方の特徴
ピンクは可愛いくて柔らかく、女性らしい色。ピンクが好きな方は思いやりに溢れる人が多く、他人の痛みも敏感に感じ取る人が多いそうです。怒りの寛恕を抑えてリラックスさせてくれる効果もあるそうです。疲れがたまっている方、癒しや安らぎが欲しい方におすすめの本を紹介いたします。
海の上の少女―シュペルヴィエル短篇選
ジュール シュペルヴィエル(著) (みすず書房)
牧歌的な美しさと静寂が漂う童話のようなファンタジーのような短編集。触れたら指の間をすり抜けていくようなとらえどころのない感覚。何か得たいの知らない大きなものに身をゆだねる心地良さを感じる作品で、ゆりかごに揺られているような安らぎを感じさせてくれます。
乙女の港
川端 康成(著) (実業之日本社文庫 - 少女の友コレクション)
少女小説雑誌「少女の友」に掲載されたときめきに満ちた作品。横浜のミッションスクールで繰り広げられる少女ならではの気持ちの移ろい、愛や夢、友情が繊細な文章で綴られています。
心のきれいな無垢な少女たち。同性への恋ではない純粋な憧れ「エス」の文学。時代を超えてもきらきらと輝き続ける一冊です。中原淳一さんのイラストが古風で飾っておきたくなるような本です。
五月よ 僕の少年よ さようなら
寺山 修司(著) （アリエスブックス）
宇野亞喜良さんのイラストと鬼才・寺山修司による幻想的なメルヘンな詩集。寺山修司が主宰した天井桟敷の舞台美術やポスターで共同制作していたコンビが描きだす少女の神秘性、儚さのなかの強さ、官能性を感じさせ、心の中の少年少女が目を覚まします。
少女の色、女の子の色という印象があるピンク色。柔和で繊細、そのなかに感じる確かな安心感。いつも何かに追われている完璧主義の方にも手に取ってほしい本です。まるで夢の中にいるような癒しを感じることができます。
