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【クリスマス好き おすすめ児童書】クリスマスが待ちきれない方へ、おすすめ本を紹介。

 クリスマスは聖なる夜。子どもたちにとっても一年のなかで誕生日と同じくらい特別な夜。

おいしい料理やあたたかい部屋、サンタさんからのプレゼントも良いですが、この日は特別な読書を楽しみたいもの。今回は、クリスマスプレゼントにもおすすめの児童書を紹介いたします。男の子も女の子も楽しめる素敵な一夜になること間違いなし!大好きな家族と一緒に読書の時間を楽しんでくださいね。

 

マドレーヌのクリスマス

マドレーヌのクリスマス

ルドウィッヒ ベーメルマンス(著) (BL出版)
 おちびで元気いっぱい。勇気があるマドレーヌ。人気のマドレーヌシリーズのクリスマスバージョンです。クリスマスの夜なのに風邪で寄宿舎のみんなが寝込んでしまい、マドレーヌは温かいスープをつくり、先生や友だちの看病をします。魔法の絨毯も登場し、クリスマスならではの賑やかで楽しい雰囲気が味わえます。江國香織さんの翻訳が女の子の繊細な気持ちを表現してくれています。

 

クリスマスの猫

クリスマスの猫

 ロバート ウェストール(著) (徳間書店)

 舞台は1934年のイギリス。階級社会が根強く残っていた時代です。上流階級のキャロラインは11歳の気が強い女の子。貧しいけど優しくて自立した精神をもつ男の子のボビーと一緒に、いじわるな家政婦さんから猫を守ろうと奮闘します。命の大切さを学べる清々しく温かい気持ちになれる物語。暗い時代を子どもならではのまっすぐな気持ちで生き抜いた少年少女の姿が微笑ましい本です。

 

急行「北極号」

急行「北極号」

 クリス・ヴァン・オールズバーグ(著) (あすなろ書房)
 アメリカで最も権威のある児童書の賞、1986年度コルデコット賞受賞作品。クリスマスの夜にサンタを待つ少年のもとに、山から聞こえる鈴の音とともにあらわれた北極号。あつあつのココアを飲みながら、みんなでクリスマスキャロルを歌い、サンタさんのお手伝いをする。子ども心を忘れていない大人も一緒に読みたい純真な心を忘れないための一冊。村上春樹さんの翻訳です。

 

 クリスマスも商業化してしまい、本来の静寂や祝福が失われつつあります。テーマパークでのクリスマスも楽しいものですが、一生心に残るプレゼントとして本は嬉しいものです。いつまでも心に残るクリスマスを過ごせますように。

 

 

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