ここ数年、日本でもハロウィーンイベントが人気だとか。夏が終わるとハロウィーングッズやお菓子がお店に並ぶようになりました。
子どもたちにとってもクリスマスとは一味ちがう楽しいお祭りハロウィーン。楽しみが倍増する児童書と絵本を厳選しました。ハロウィーンの季節にお楽しみください。
ハロウィーンの魔法(チア・ブックス)
ルーマ ゴッデン(著) (偕成社)
変わりものと呼ばれているマックじいさんと、しっかりもののお姉さん、おっちょこちょいの妹との心温まる交流。スコットランドの豊かな自然に囲まれた小さな村での牧歌的な暮らしや、スコットランドのハロウィーンの変わったお祝いのしかたも目新しく楽しむことができる児童書です。
魔女ジェニファとわたし
E.L. カニグズバーグ(著) (岩波少年文庫)
10歳のエリザベスはニューヨークの郊外に転校してきた女の子。ハロウィーンの日に黒人の少女ジェニファと出会います。なんとジェニファは自分は魔女だと名乗り、エリザベスは魔女見習いとして秘密の約束を交わします。少女たちがありのままの自分を受け入れるまでの友情物語。
ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」
カロリーナ・ラベイ(イラスト) (岩崎書店)
イギリスで大人気の幻想文学作家による詩の絵本。子どもたちの扮装や初飛行をする新人魔女、ハロウィーンの夜のドラマチックな展開といたずら心に思わず微笑んでしまう絵本です。きらきらと夜空に輝く星や月、シルエットの魔女たちが想像力を刺激してくれます。
パンプキン・ムーンシャイン (ターシャ・テューダークラシックコレクション)
パンプキン・ムーンシャインTasha Tudor Classic Collection (ターシャ・テューダークラシックコレクション)
ターシャ テューダー(著) (メディアファクトリー)
ターシャ・テューダーのデビュー作。素直で可愛らしいシルヴィー・アンはかぼちゃのランタンを作るために大きなかぼちゃを探しに畑へ向かいます。心がほぐれるほのぼのしたランタンづくり。躍動感あふれる描写にも思わず微笑んでしまいます。
秋の楽しみのひとつとしてハロウィーンがあるのも季節をかんじて良いものです。おいしいお菓子と一緒に特別な気分を楽しんでください。