秘書検定とは
秘書検定とは、秘書という業務だけではなく、社会人としての常識やマナー、仕事への姿勢などのほか、丁寧な言葉づかいや心がけは日常生活にも生かせる資格です。文部科学省後援の資格なので、履歴書に記載しても見栄えのする資格です。
1級の難易度
1級はすべて筆記試験となり、面接も行われます。プロの秘書の方や、社会人の方が受験されることが多いそうで、合格率は30パーセント前後と言われています。講座を受講して勉強するほかにも、独学で勉強する方法もあります。
今回は、私が秘書検定1級を取得するのに使用したおすすめ参考書を紹介いたします。
最新版 出る順問題集 秘書検定「記述式問題」の点数が面白いほどとれる本
[最新版]【出る順問題集】秘書検定[記述式問題]の点数が面白いほどとれる本
佐藤 一明(著) (中経出版)
過去に出題された問題を徹底分析して出る順に表記されているので、各分野まんべんなく勉強することができます。
巻末に出る順用語集が付録されているので、隙間時間の勉強にも役立つ一冊。実践的な問題を解いていくことにより、紛らわしい筆記問題もコツをつかめてきます。オオカミ上司とヒツジ秘書のイラストも可愛らしく、気楽に開ける問題集です。勉強に時間がとれないという方におすすめです。
秘書検定集中講義 1級
実務技能検定協会(編集) (早稲田教育出版)
秘書検定講座で使用した教科書です。
他の級とは違い、ビジネスでの困ったシーンにどう対応していくかというより実践的な内容となっています。かなりのページ数ですが、仕事についた後にも、秘書や社会人としての心得や問題解決の姿勢を顧みるためにも読み返したい一冊です。独学の方は、この本と、面接対策にDVDも合わせて購入することがおすすめです。
秘書資格をとる!? (How nual 資格がとれる)
秘書検定研究フォーラム(著) (秀和システム)
秘書とはどういう仕事なのか、改めて考えさせられるのにおすすめの一冊です。
秘書検定を受験するにあたっての心得や、さらに秘書として活躍するために受験したほうが良い資格なども記載されています。型にはまった態度では面接試験に合格するのは難しいかもしれません。秘書としての心得をしっかり身につけたうえで、ケースバイケースの対応力が問われるのが1級。
自分のなかに秘書という根底を身につけるための初心にかえれる一冊です。
どの資格に関してもいえることですが、座学だけではなく、いざというときに身についていなければ資格の意味がありません。秘書検定に合格するには、毎日の暮らしを丁寧に、常に相手の立場を考えて行動する癖をつけることも大切です。ビジネスだけではなく、奥ゆかしい良妻賢母を目指す方にもおすすめの資格です。