中学生、高校生になって、世の中の仕組みが知りたい。
日本や自分の将来に不安だと感じる人も多いかもしれません。
そんな学生の人たちへのプレゼントにもおすすめの本を3冊紹介します。
大学生や新社会人の方にもおすすめです。
『新13歳のハローワーク』
村上龍
将来何になりたいか、幼稚園の頃は無邪気に答えていたひとたちも、夢で終わるレベルか現実的か見極めがついてきた頃がきます。漠然とでもいいんですが、仕事に対する興味を持ったらこの本を読むべきだと思います。
大体、世の中に仕事ってどれぐらいあるんだろう。実際、大人であっても、よくわからないのです。家族、親戚、友達の両親などを知っている人の職業並べただけでも結構な数になりますね。
都会に行けばその土地に根付いた仕事があり、都会でしか見ない仕事もあるのです。長い年月の修行が必要な仕事、難しい資格試験に合格しなければいけない仕事、頭を使う仕事、手先の仕事、様々な仕事を網羅して辞典にしたものが本書なのです。
この本の良いのはプロフェッショナルのエッセイがたくさんを収められているところです。まだ確とした進路が決まっていない大学生におすすめの本です。
『独立国家のつくりかた』
坂口恭平
就職はしたものの未来が見えず不安だった頃、ある経済雑誌で死ぬまで食べていけるお金の作り方という特集を読みました。貯金の運用方法とか、色々な方法を読んでいるうちに、ふと、なんでこんなに必死にお金のことを考えて生きていかなくちゃいけないのかと思った覚えがあります。
本書で繰り返し語られていることは、思い込みからの解放でしょう。お金中心の経済も会社も学校も一つのレイヤー(層)にすぎないのです。とすればそんなところに閉じ込められているのが馬鹿らしくなります。生き方は無数にあると気づいて、とうとうゼロ円から独立国家まで作ってしまった坂口さんのぶっ飛び思考に、すでに社会人になった方々は衝撃を受けることでしょう。
『巨大な夢をかなえる方法』
J・ ベゾス
この本は世界を変えた12人が、主にアメリカの有名大学の卒業式に招かれた時に行ったスピーチをまとめたものです。これから社会に旅立つ人へ自分の成功への道のりを少しだけ話してみようというものです。若い人に向けて簡潔で誰にでもわかりやすくさらにその成功者の言葉は信念がぎゅっと詰め込まれていて珠玉とも言うべきものが散りばめられています。
登場人物はアマゾンの創業者ジェフベゾス、 Google 創業者のラリーページなどなどそうそうたる顔ぶれです。
その中の人、大女優のメリルストリープは女性の可能性について語ります。彼女が身につけて生き延びるための演技とは何か、 女性の可能性をどれぐらい広げ社会の中での存在意義を見つけていくか、経験を踏まえての言葉には説得力があります。
誰もが成功者になれるわけではない、でも誰にでも可能性はある、そう強く信じさせてくれる本です。これから社会に羽ばたく大学生にぜひ読んでほしい1冊です。
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(「ほんのむし」の私は、もちろんヘビーユーザーです。笑)
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