猫が大好きという子どもさんに手に取ってほしい本
子どもたちにも大人気の猫は絵本や児童書でもよく登場します。
人間にとって一番身近な動物でありながら、一番の野性を感じさせられる不思議な存在。
その姿は愛らしいのに、ちょっぴりミステリアスなところも子どもたちの好奇心を刺激してしまうようです。
今回は猫が大好きという子どもさんに手に取ってほしい本を集めました。
もちろん、猫好きの大人も一緒に楽しんでくださいね!
ばけねこのおよめさん
大海 赫 (著) (復刊ドットコム)
お母さんに買ってもらった大切な帽子が風で飛ばされてしまったトコちゃん。なんと帽子は大きなばけねこの頭の上に!帽子を返すかわりに、お嫁さんになってほしいと言われたトコちゃんは…。
版画の味があるイラストがひとくせあって味わい深く、著者のイベントで公演されていた人気の紙芝居が絵本になりました。
大型絵本なのでそのまま飾ってお部屋のアクセントにするのもおすすめです。
三角あき地のネコ人間
宮西 達也 (著) (岩崎書店)
暑い夏の日、いつも野球をして遊んでいる三角あき地のドラム缶に入ったらネコのミィーちゃんと中身が入れ替わっからさぁ大変!
ネコの姿で「ぼく」の生活を観察していると、家族や友人、学校の先生の思ってもない姿を見ることに!時にいたずらし、時に慰めてあげたり、秘密を知ってしまったり…。
大人気絵本「おまえうまそうだな」の作者が送るドキドキの変身譚です。
へんしんねこ
星野 イクミ (著) (鈴木出版)
あれれ?ちょっと太っちゃったかなぁ…壁に空いた穴を通るときに体がびよーんと長く伸びてしまった黒猫のくろちゃん。
家族みんなが大騒ぎするかと思いきや、なんとクロちゃんを物干し竿にしたり、ハンモックにしたり、机にしたりと大人気。
伸びてしまった姿でどんなことも楽しんでしまうのがねこ流!決して動じたりはしません。 ユーモラスな表情が愛らしく、のびやかな気持ちになれる絵本です。
猫本を読んでいると、まるで自分が猫になったような自由な気持ちになれます。疲れた時やのんびりしたい時にも手に取ってみてくださいね。