お父さんお母さんも感動したティラノサウルスシリーズ
2019年15周年を迎えたティラノサウルスシリーズ。父子の愛や友情を描いた愛の物語のシリーズ絵本です。全部で15冊出版されており、アニメ映画化もされている人気作品。
乱暴もので嫌われ者のティラノサウルスが小さな心優しい恐竜と出会うことで愛や父性に目覚め、ときには命をかけて守り抜く姿に子どもたちだけではなく、お父さんお母さんも感動したと高い人気を誇っています。
それぞれ独立した物語なので、どの本から読んでも大丈夫ですが、今回は特に人気の高い3冊を紹介いたします。親子そろってお楽しみください。
おまえうまそうだな
宮西 達也 (著) (ポプラ社)
赤ちゃん恐竜を見つけて食べようとしたティラノサウルス。恐れを知らない草食恐竜の赤ちゃんはティラノサウルスをお父さんと思い込んでしまい…。
ウマソウと名付けられたと思い必死にお父さんに懐く赤ちゃん恐竜の可愛らしさと芽生えはじめる父性に子どもが小さかった頃を思い出して切なくなる、優しい気持ちになれると評判の絵本。シリーズ第一作目です。
あなたをずっとずっとあいしてる
宮西 達也 (著) (ポプラ社)
草食恐竜の優しいマイアサウラのお母さんは、ある日森でたまごを見つけます。自分のたまごと一緒に大切に温めていると、生まれたのはなんとあの恐ろしいティラノサウルスで…。
ハートと名付けられたティラノサウルスは、生みの親・育ての親両方から愛情を受けてすくすく成長していきます。
母子の愛情と兄弟の絆を描いたハートウォーミングストーリー。いつでも、どんなときでも見守っているよと家族の愛の大切さを教えてくれます。
きみはほんとうにステキだね
宮西 達也 (著) (ポプラ社)
嫌われ者のティラノサウルスは海でおぼれそうになってしまいます。そんなとき助けてくれたのは純粋な心を持ったエラスモサウルソ。二人は友情を深めていきます。
優しさを分け与えることの大切さ、友達を思いやることの尊さが描かれた絵本。
シリーズのなかでも「特に泣ける!」と絶賛の感動作です。
お父さんが読み聞かせしたい絵本としても人気があるティラノサウルスシリーズ。幼稚園から小学校低学年まで、男女問わず楽しめる作品です。
アニメ映画とも少しストーリーが異なるので違いを探すのも楽しいですよ!
ときには恐ろしく、ときにはユーモラスに読み聞かせしてあげてくださいね。