あつい季節、さむい季節。お外で遊ぶのはイヤ、おうちでゲームをしたいとダダをこねるお子さまに読んであげたい思わず外に駆け出して行きたくなる絵本を紹介します。
ちいさなころは体を活発に動かすことが成長にとても大切。体を動かすと自然と睡眠の質も良くなります。
近頃は公園も少なくなり、一人で外にいると防犯面でも危険といわれていて、大人が付き添わないとなかなか外で遊ぶ機会がありません。
せっかくパパやママがお休みをとっても、おうちのなかにこもりっきりではもったいないもの。次のお休みはデパートではなく、思いっきりお子さまと体を動かして遊んであげてくださいね!
ぼくと せかいの どこかの なにか
むとう だいじろう (著) (扶桑社)
一度見たら忘れられないインパクトの強いイラスト。色の少ないページとカラフルなページが交互に登場し、世界と自分の意外な繋がりを連想させてくれるユニークな哲学絵本。いつも何気なく選択していることが、実はなにかにつながっているということがワクワクしてきます。次はどんなことが起こるかまったく想像のつかない面白さです。第二回Be絵本大賞受賞作品です。
チキンライスがいく。
はらぺこめがね (著) (あかね書房)
チキンライスに足が生えて、てくてく歩きだして冒険をするというシュールな絵本。お米の一粒一粒がプチプチとはじけそうなくらいおいしそうなチキンライスがおいしそう!
自分とそっくりの形に出会ったと思ったら、ピカピカの太陽だったり、のそのそ歩くカメだったり。そして運命の出会いが待ち受けています!
とにかく歩いてどこかに行きたくなる本。偶然の出会いに胸を膨らませることができる絵本です。
ぺちゃんこ ねこ
ハーウィン・オラム (著) (岩崎書店)
都会のビルで暮らし、最高のものを与えられて可愛がられている家ねこのジミー。だけど心はぺちゃんこ。いつも外を眺めて自由な世界に憧れています。ため息をついているうちに、なんと体までもぺちゃんこになってしまったジミーは、飼い主の鍵を見つけて外の世界へと飛び出していきます。
色鉛筆で描いたいろんな種類のねこたちが可愛らしいにぎやかな絵本。ともだちに会いに出かけたくなりますよ!
おうちに閉じこもっていると、どうしても限られた人としか接しないもの。心と体の健康のためにも、どんどんお外にでかけましょう!そんなきっかけになってくれる絵本です。是非手にとってみてくださいね。