教育にいいのかわるいのかは分かりませんが、ブチ切れキャラクターほげちゃんが今大人気。保育園や幼稚園でも奪い合いする絵本だそうです。
子どもたちもストレスを抱えて言いたいことが言えないということが多いのかもしれません。ほげちゃんに暴れてもらってすっきりしてもらいましょう!
一見ブサイクに見えるほげちゃんが、だんだんかわいくみえてくるのが不思議。くれぐれも、ほげちゃんみたいな悪い子にならないように注意して読んであげてくださいね。
ほげちゃん
やぎ たみこ (著) (偕成社)
まさるおじさんからおくられてきたカバのようなブサイクなぬいぐるみ、ほげちゃん。家族三人でお出かけしているとき、お留守番をしているほげちゃんがなんと驚きの行動にでます。ほげちゃんの豹変ぶりにびっくりしながらも、ぬいぐるみを大切に扱う気持ちになってくれる絵本。子どもたちは、ほげちゃんの豹変ぶりに大爆笑するそうです。
おもちゃやぬいぐるみの扱いが雑なお子さまへの読み聞かせにおすすめ。「ほげちゃんみたいに暴れちゃうよ」と言うと、魔法のひとことのようにお片づけもきちんとしてくれるとママさんたちから好評です。
ほげちゃんとこいぬのペロ
やぎ たみこ (著) (偕成社)
ペロというかわいらしい子犬を預かることになったほげちゃんち。いつも家族から可愛がってもらっていたほげちゃんはペロにヤキモチをやきはじめます。おりこうさんのペロに、にんまりとした顔のほげちゃんが悪口を連発!第二弾もブサかわ加減とツンデレほげちゃんは健在です。
弟や妹ができてヤキモチをやいてしまうお兄ちゃん、お姉ちゃんにもおすすめの絵本。面倒見がいいほげちゃんに最後はほんわかさせられます。
ほげちゃんまいごになる
やぎ たみこ (著) (偕成社)
家族で動物園に遊びにきたほげちゃん。かばんからうっかり落ちてしまい迷子になってしまいます。家族を探しに旅にでるほげちゃん。動物たちとの会話でまたブチ切れ!ちょっぴりブラックなほげちゃんは、ホンモノの動物相手でも容赦なし!ほげちゃん音頭も巻末に掲載されています。いっしょに歌って踊ってくださいね。
動物が好きなお子さま、いつも落とし物をしてしまうお子さまへの読み聞かせにもおすすめです。
これからどんどんシリーズ化されていきそうなほげちゃんシリーズ。とぼけたゆるキャラのような表情はいくらブチ切れても許してしまいます。男女ともアニメのような感覚で読めるので、本がニガテなお子さまにもおすすめです。