少ない服で個性を表現するファッションセンス、手足の長い細い体つき、新鮮な野菜やチーズが売られているマルシェ、オシャレなカフェ、繊細なスイーツ、香水、いくつになっても素敵なマダムたち・・・パリジェンヌはいつだって女の子の憧れ。今回はパリに行かなくてもパリジェンヌ気分になれる3冊を紹介いたします。
「パリでしたい100のこと 大好きな街を暮らすように楽しむ旅」
トリコロル・パリ・作
眺めているだけで楽しめるパリの街角。施設の営業時間等も記載されているので、ガイドブックとしても使用可能です。全ページ写真が掲載されていて、コラムエッセイのようにも読めます。
街角の小さくて可愛い看板やロードアートの前で写真を撮ったり、自分だけの香りを探す旅に出たり、お気に入りのカフェを探したり。セーヌ河のほとりで読書をしたり、パリでしたい100のことリスト別にまとめられています。脳内トリップでパリにひとっとびした後は、この本を片手にパリに行ってみたいです。
「セクシーに生きる―年を重ねるほどに、フランス女性が輝きを増す秘密」
セクシーに生きる ― 年を重ねるほどに、フランス女性が輝きを増す秘密
ジェイミー・キャット・キャラン・作
カワイイとは違う魅力のセクシー。いつかはセクシーな女性になりたいと思って手にとった本です。精神的に自立し、自由で自分をしっかり持って生きていくこと。
恋愛すら自分を魅力的にみせる武器なんて、ちょっとドキドキ、大人の階段をのぼった気分になれます。若づくりや美魔女ではない、自分の人生を楽しむことこそセクシーの秘訣。毎日を上質に過ごしていくことで美意識が磨かれるんだろうなと思いました。
「フィガロブックス 憧れは、パリジェンヌの部屋。」
フィガロブックス 憧れは、パリジェンヌの部屋。 (FIGARO BOOKS)
雑誌のFIGAROの別冊です。狭いアパルトメントから一軒家まで、スタイリッシュで居心地のいい部屋がたくさん紹介されています。
IKEAのようなシンプルデザインから、小物づかいでアクセントをきかせた部屋まで様々です。フランスではごみ箱は見えるところに置かないというのも参考になります。
いつでも大切な友人やパートナーを呼べる部屋に。自分の居心地がいい部屋に。アンティーク雑貨も掲載されていて、ため息がでるほどうっとりします。
さいごに
時に気ままに、自分に正直に生きるパリジェンヌの姿に刺激を与えられる本をピックアップしました。
無印良品が好きな方やとにかく無難でいいという哲学の方にはおすすめできませんが、自分なりの価値観を確立させたい方、フランス好きの方にはおすすめの3冊です。