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【写真集 おすすめ】プレゼントにも!大切な人と読みたいおすすめ写真集三選

当たり前のように過ぎるいつもの日常は、永遠に続くわけではありません。

そんな、慌ただしい日々の中ではついつい忘れがちな事を、少しだけ立ち止まって見つめることが出来る写真集を三冊ご紹介します。いつも変わらずに自分のそばにいてくれる大切な人と一緒に読んでみてはいかがでしょうか?記念日のプレゼントとしてもおすすめの写真集です。

 

「じいちゃんさま」

じいちゃんさま

一冊目は「じいちゃんさま」(梅佳代著、写真)。
一緒に暮らしている祖父である「じいちゃんさま」への愛を、そのままぎゅっと詰め込んだ写真集です。ユーモラスな「じいちゃんさま」の表情、そばでくつろぎきっている家族のポーズ、謎のシチュエーション…、全ての写真に、これ以上のベスト・ショットはないでしょう!と思わず笑みがこぼれてしまいます。写真から溢れ出さんばかりに伝わってくる大きく深い愛情に、思わず「家族っていいな」と呟いてしまうこと間違いなしです。

 

「もう、家に帰ろう」

もう、家に帰ろう

二冊目は「もう、家に帰ろう」(田辺あゆみ著、藤代冥砂写真)。
写真家の藤代冥砂さんが、妻でありモデルでもある田辺あゆみさんを被写体に、恋人から新婚時代までの3年間に渡って撮り溜めた写真をまとめた、プライベート写真集です。
ごく普通の日常を生活感もそのままに切り取った写真の数々は、“好きな人と暮らす”ということのシンプルな幸福と、その幸福がどんなに貴重なものであるかをリアルに思い起させてくれます。全ての写真に添えられた、妻への愛情に溢れたキャプションもぜひご一読下さい。

 

「センチメンタルな旅 冬の旅」

センチメンタルな旅・冬の旅

三冊目は「センチメンタルな旅 冬の旅」(荒木経惟著、写真)。
アラーキーの愛称で広く知られる写真家である著者の、妻・陽子との新婚旅行を撮った「センチメンタルな旅」と、病によってもたらされる陽子の“死”の軌跡「冬の旅」で構成される写真集です。

幸せ一杯でありながらもどこか“死”と隣り合わせの気配が漂う愛の新婚旅行も、どんなに愛していても一緒について行くことは出来ない“命の終焉”への旅を見つめ続ける記録も、どちらも強烈に胸に迫ってきます。目をそらさずに見届けたい一冊です。

ぜひ一度は手に取って、写真に添えられたアラーキーの文章にしびれてみて下さい。


以上が、私がおすすめしたい「大切な人と読みたいおすすめの写真集」です。普段は写真集をあまり手に取らない方にもぜひ読んで頂きたいものばかりです。どの写真家もこの他に何冊もの写真集を出版されているので、興味が湧いたらどんどん手に取って、好きな世界観を掘り下げていくのも楽しいと思います。

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