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【アメトーーク】カズレーザーさんのおすすめ本

 毎年読書の日の近日に放送されている「アメトーーク!読書芸人」で紹介された本は2019年現在でも本屋さんで売れ行きが上がっている一方だそうです。本を読む機会がない人でも、芸人さんの話芸で本の魅力を語ってくれたら読んでみたい!と思うもの。とくに、カズレーザーさんのおすすめは、若い男性に人気が高いとの評判です。
 今回は放送で紹介された本をまとめてみました。まだ読んだことがないという方、カズレーザーさんのファンの方もチェックしてみてくださいね。

 

妻に捧げた1778話

妻に捧げた1778話 (新潮新書)

 眉村 卓 (著) (新潮社)
 がんで余命一年と宣告された妻のために、小説家の夫が約束したことは毎日一話ずつおはなしを書くこと。病と闘っている妻の機嫌を逆なですることなく、日常とつながりのあるテーマを選んで書いてきたお話は、妻の闘病生活と同じ1778話になりました。ただひたすらに語られる夫から妻への愛のかけらのショートショート集。帯にもしっかり「カズレーザーさんが15年ぶりに泣いた」と宣伝されています。

 

ムー公式 実践・超日常英会話

 

ムー公式 実践・超日常英会話

 「昨日の夜にUFOを見てから、丸一日分の記憶がない」など、ムー的オカルトをスマートが英会話本に。怪奇現象別のジャンルからぱぱっと検索することができるという、実用的な?一冊です。例文に笑ったりつっこんだりしながら、使わない英語を学ぶというのも、またまた面白みがありますね。古代文明に興味がある方も読んでみると面白いと思います。

 

残像に口紅を

残像に口紅を (中公文庫)

 筒井 康隆 (著) (中央公論社)
 使える文字がなくなっていったとしたら、小説を書くことは可能でしょうか。世界から「あ」が消えたら「愛」という単語も使えなくなってしまいます。どんどんどんどん削られていく言葉たち。そしてそこから見えてくるものは?
 筒井康隆の実験的小説がカズレーザーさんがおすすめしたことによって増刷が続いているとのうわさです。筒井ファンをはじめ、SF好きの方にも読んで欲しい知的な楽しみ方ができる本です。

 

中をそうぞうしてみよ

中を そうぞうしてみよ (かがくのとも絵本)

 佐藤 雅彦 (著) (福音館書店)
 椅子の中にはなにがある?貯金箱は?鉛筆、ボールペンの中はなに?身近にあるものをX線写真で撮影してみると、外側は透けて中身だけ見えるシンプルな感動が味わえる本。中になにが入っているか、大人では常識的にとらえてしまいがちですが、中はのぞいてみなくちゃわからないもの。好奇心を育ててくれる写真絵本集です。

 

 読書通のカズレーザーさんのセレクトは、どれもいわれてみれば読んでないなという本が多く、本への情熱も人一倍熱く語ってくれるのでテレビでみていると思わず本屋さんに駆け出したくなる本がたくさん。この企画を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?お気に入りの芸人さんとの共読本が増えるのも楽しいですね!

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