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【蟹座 性格】蟹座のあなたに。性格、運勢に最適なおすすめの本

蟹座の性格、特徴

 情け深く、母性本能にあふれ、身内や困った人を放っておけない蟹座のあなた。正義感が強く、秩序を重んじる性格で、外敵が現れたときに誰かを守ろうと必死になります。

感情に敏感で、理屈抜きで人のために喜んだり悲しんだりできる優しい人。そんな生まれながらの守護神、蟹座さんにおすすめの本を紹介いたします。

 

辞令

辞令 (文春文庫)

 高杉 良(著)(文藝春秋)
 昭和の社内政治をテーマに書かれた作品。優秀な企業戦士だった広岡がいきなり左遷され、不祥事の尻ぬぐいをさせられそうになっている親友を助けるために奔走します。

同族経営や人事の闇、出世だけが人生の喜びだった時代。時代を超えても重なる悲しい部分が多く、登場する女性陣も飲み屋のおかみさんや秘書だけという男社会。組織で生きるということは、幸せとは何なのか。守ってあげたい男たちがたくさん登場する本です。

 

絶対正義

絶対正義

 秋吉 理香子(著)(幻冬舎)
 世の中のあらゆることを「正しいか、正しくないか」で判断する範子。最初は範子の正義感によって助けられていた同級生たち。

しかし、そこに人としての感情はなく、ただ周りを裁いていくだけ。道徳や倫理がない正義に苦しみ、ついに同級生は彼女を殺してしまう。後味の悪いミステリーですが、正義感について考えさせられる本です。グレーゾーンで融通しあうことも時には大切だと感じさせられました。

 

マザー・テレサ 愛と祈りのことば

マザー・テレサ 愛と祈りのことば (PHP文庫)

 ホセ ルイス・ゴンザレス‐バラド(編集) (PHP文庫)
 生涯を神への信仰と貧困者救済のために捧げたマザー・テレサ。宗教や民族、社会的地位を超えて捧げ続けてきた愛。人は愛を求め、愛を与える存在であるということに変わりはありません。

信仰の力があったこそ、愛を貫けたのかは分かりませんが、現代を生きる無宗教の方も人としての優しさや愛を学ぶことができます。他人の立場に立ってお仕えする、そんな尊さを感じさせられます。

 

 誰かのために一生懸命になれるということは、自分自身がしっかりしているからこそ。そんな強く優しい力を与えてくれる本です。
 

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