読むだけでのどごしすっきり!
暑い日、お風呂上り、仕事が終わった解放感にひたるとき。ビールを飲みたくなるとき、ありませんか?ビール好きにはもちろん、お酒があまり得意ではない方も、その爽快感を味わえるビールに関する本を紹介いたします。気持ちがすっきりしないという方にもおすすめのすっきりとしたキレのある本たちです。
「ビール世界史紀行 ビール通のための15章 」
(ちくま文庫) 村上 満・作
サントリーの元常務取締役が書いたビール製法の歴史について書かれた本。色や香り、濁りに注目することでよりクラフトビールが楽しめるようになります。巻末の「ビール小事典」もついていて、より奥深いビールの世界を堪能できます。
「たそがれビール」
小川 糸・作
ヨーロッパ旅行、特にベルリンについて書かれた日記風エッセイ。毎日を丁寧に暮らしたくなるようなふんわり優しい文章はエッセイでも健在です。旅のお供にもおすすめしたい一冊。無理をしない、自然のあるがままの心の欲求を大切にした小川さんの生活にほっこりさせられながら、ドイツビールに思いを馳せるのも良いかもしれません。
「あおぞらビール」
森沢 明夫・作
あおぞらの下でおいしくビールをいただきたくなるエッセイ。海や山、森が眩しいくらいキラキラと描かれています。 ビールとお酒とアウトドアはまさに男のロマンでしょうか。明るく、バカやって、笑って、ビール飲んで。人生をもっと楽しまなきゃ損!と元気ハツラツになれます。「ゆうぞらビール」という続編も出版されています。バイクや釣り、旅行好きな方にもおすすめの爽快痛快なロマン旅にひたれます。小説の繊細な文章とは180度変わった作風も読みどころです。
通勤中でも、後で運転をしなければいけないときも、本を読むだけならノンアルコールです。ビールを飲みながらページをめくるのも乙なものです。今日のビールが楽しみになるので、禁酒中の方はくれぐれもご注意を。