普段の生活の中で別に気にせずにやり過ごしていることってありますよね。
でも気になって気になって調べずにいられない、こだわり人間もいるのです。
そんな好奇心旺盛、知識欲の高い、こだわりの人達を描いた本をご紹介します。
『ぎおんご ぎたいご じしょ』
著・牧田智之
とてもユニークなデザインで、辞書でありながら、アート作品としても楽しめる本です。擬音語・擬態語の例文が
ものすごく長い物語になっているところがあったり、ぱらぱらの紹介ページでは数ページにわたってパラパラ漫画が描かれていたり、眺めているだけで楽しい気持ちになりますよ。
あらゆるところに、イラストや写真が散りばめられていて、とても辞典とは思えない本なんですが、でもゆるい雰囲気とはうらはらに辞典だから勉強になります。
擬音語、擬態語のひびきの可愛らしさが本のイメージと見事にマッチしていて、無意味に辞書を引きたくなるでしょう。
日本語を学んでいる留学生に、日本語のおもしろさをわかってもらうために読んで欲しいです。
『THE BOOKS』
THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」
著・ミシマ社
本のプロである書店員さんたちがとっておきの本を紹介する本です。直筆のキャッチコピーからは、その本への熱い思いが伝わってきます。
巻末には本に登場する書店情報が地図付きで掲載されているので、気になった書店員さんに直接会いにいけるということもできますよ。
紹介された本を読んでから行くと、業務中ではあるけれど、楽しい会話ができそうですね。
中にはかなりマニアックな本をおすすめしている書店員さんもいて、趣味がマッチすると会わずには居られなくなるかもしれませんね。
本好きの方、活字中毒を自称しているかたは必読書です。
『ゼロからトースターを作ってみた』
著・トーマス・トウェイツ
ロンドンの学生だったトーマスは、ある日こんなことを思いました。現代社会の恩恵を受けることなく、自分の力だけで何ができるのか。
彼はゼロからトースターを作るというプロジェクトを立ち上げました。ルールは3つ、店で売ってるようなトースターでなければいけない
トースターの部品はすべてイチから作らなければならない、自分にできる範囲でトースターを作るというものです。
材料の調達から加工、組み立てまですべて自力なんです。果たしてトースターは完成するのでしょうか。
普通はそんなこと考えないよなと思ってしまいますが、それを実行してしまった愛すべきおバカな冒険の記録です。
失敗がまだまだ許される大学生には刺激的な本になるでしょう。
さいごに
疑問に思ったら実行してみる。スルーしない、こういうところから人類は発展していくんでしょうね。
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(「ほんのむし」の私は、もちろんヘビーユーザーです。笑)
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