著名人たちが紹介するおすすめ本
今読んでいる本があるのに、次は何を読もうと本を探してしまうのが読書好き。
今読んでいる本とは違った雰囲気のものを、似たようなストーリーを、同じ作家さんの作品を読んでみたり。
続けて読んでみても自分にとっての「良書」が見つからないというときもあります。
今回は、本屋さんに行ったときにビビっとくる一冊がなくてもやもやしている方におすすめの本を紹介します。
著名人たちが紹介してくれる本のなかから、今の自分の気分に合いそうな本を見つけてくださいね!
伊藤まさこの雑食よみ 日々、読書好日。
伊藤まさこ (著) (メディアファクトリー)
料理や雑貨など暮らしにまつわるコーディネートをされている著者による読書エッセイ。紹介されている本のジャンルも幅広く、ブックガイドとしても活用できます。
古本の町、神保町の散策、松本で本屋さんめぐりをしながらのんびりと喫茶店でくつろぐ様子などゆったりした雰囲気と本への好奇心にワクワクしてくる本。
オールカラーで本がずらりと並んでいる写真を見ているとこちらまで幸せな気分になってきます。
オシャレなカフェやレストランの情報も掲載されているので、本屋さんめぐりが好きな方におすすめです。
帯のデザイン
ピエ・ブックス (編集) (ピエ・ブックス)
本屋さんに行ったとき、平積みされた本は一目で全体のイメージを把握できますが、本棚に並んでいる本はタイトルや帯のデザインに惹かれませんか?
帯の素材、フォント、色が本を引き立ててくれたり、帯自体がメインの表紙だったり…。帯をつくるデザイナーや編集者たちの美学が伝わってくる本です。
わずか数センチでもバランスが変わり、読者をひきつける力がなくなってしまうこともある難しい仕事。
パラパラと眺めているだけでも、読みたい本がたくさん増えてしまいます。
デザイナーを目指している方はもちろん、図書館を利用しているという方にも手に取ってほしい一冊です。
面白い本
成毛 眞 (著) (岩波書店)
書評サイト「HONZ」の代表を務める著者。科学書やノンフィクション、とほほなエッセイまで幅広いジャンルのから選りすぐりの100冊が紹介されています。
新書なので1冊あたりの紹介が短いのも良いところ。CMを見るように読みたい本が短時間で探せます。
普段読まないジャンルの本を読んでみたい、積読本のリストにしたいという方にもおすすめの一冊です。
ブックガイドとしてはもちろん、本屋さんでぼーっとしているのが好きという方にもおすすめの三冊です。いろんな本の表紙や帯、題名を見ているだけで癒されること間違いなしです。