学校の先生やママさんに手に取ってほしい子どもの本のブックガイドを紹介
読書は多くのものを与えてくれます。子どもたちには本を読んで大きく育ってほしいと願っても、どんな本を手渡せばいいのか迷っていませんか?
塾や習い事で忙しく、帰ってきてもスマホやテレビゲームで遊んでいるお子さまには本を読むことはハードルが高いかもしれません。
1冊面白いと思える本があれば、あとは放っておいても読書をしたいと思ってくれるはず。
今回は、学校の先生やママさんに手に取ってほしい子どもの本のブックガイドを紹介いたします。司書を目指している方、児童書や絵本が好きな方も手に取ってみてくださいね。
からだといのちに出会うブックガイド
健康情報棚プロジェクト, からだとこころの発見塾 (編集) (読書工房)
子どもの病気や障害などを理解するのは本人も周りも困難なこと。病と共存するために、相手に寄り添う力をつけためには読書で疑似体験をしたり希望を培うことが大切です。
こちらは、本のプロである図書館員、ジャーナリストと医療関係者・患者会関係者などが「生・老・病・死」のテーマ別に。幼児から中学生までの子どもたちに読んでほしい絵本や本が179点紹介されています あらすじと解説、ブックトークの例も掲載されているので、読み聞かせボランティアをしている方にもおすすめです。
しあわせ読書のすすめ ~本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊~
しあわせ読書のすすめ ~本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊~
清水 克衛 (著) (辰巳出版)
テレビ番組でも紹介された江戸川区篠崎にある話題の書店「読者のすすめ」店長がセレクトした心に響く本を53冊紹介してくれている本。
人間関係、仕事、夫婦の問題、育児の辛さなどお悩みの項目別におすすめの本を紹介してくれます。
それぞれの悩みに関するコラムもあり、ブックガイドとしてだけではなく自己啓発書として読んでも力になってくれる本。本からヒントを得て力強く生きる方法を説いてくれます。
今、この本を子どもの手に
東京子ども図書館 (編集) (東京子ども図書館)
震災後、被災地の子ども達に届けたい本として選ばれた1334冊が掲載されています。
絵本・ノンフィクション・昔話・神話・詩のほかに、自然科学・思想哲学・芸術などのノンフィクションなどの幅広いジャンルに分かれており、子どもの年齢や興味に合わせて手渡すことができます。
幼児から中学生のお子さまや親御さんが読んでも心の栄養となってくれる良書ばかり。掲載されている本の中には絶版のものもありますが、古本屋さんや図書館で探してみてくださいね。
家にたくさん蔵書できないという人もブックガイドが手元にあれば新しい本を入手するまでに厳選できるので衝動買いを抑えてくれます。
眺めているだけでワクワクしてくるブックガイド。選書の参考にしてくださいね。