グローバルな環境で働く人におすすめのブックガイド
各界をリードする著名なビジネスマンは読書量が多いと言われています。大きな決断を下すとき、新しいプロジェクトを立ち上げるときに必要なのは幅広い分野を考察し予測できる判断能力を鍛えることが必要です。
今回はグローバルな環境で働いている方におすすめのブックガイドを紹介いたします。今まで読んだことのないジャンルの本を手に取ることにより多くの知識を得てくださいね。
世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊
世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊 (集英社新書)
佐高 信 , 佐藤 優 (著) (集英社)
元高校教師・経済誌編集長を経て評論家をしている博識の佐高さんと、作家で元外務省主任分析官の佐藤さんの対談で、激動する時代に立ち向かっていくための思想を鍛えるために読んでおくべき本を紹介されています。
経済や国際情勢、思想や政治についてなど様々な分野別に著者や本の背景が書かれており、普段と違った角度から物事を見る練習になります。
各章末に書籍リストがついているので、もっと深く追及したい方はこの本をきっかけに多くを学んでいくことができるでしょう。自分の思想を持ち、情勢に惑わされずにしっかりと考えていく力がつきます。
世界を知る101冊――科学から何が見えるか
海部 宣男 (著) (岩波書店)
書評家・天文学者の著者による科学の本ガイド。毎日新聞に掲載されたコラムを集めたものです。
科学だけではなく、現代社会や歴史の本についても紹介されており、それぞれ見開き1ページにコンパクトにまとめられえいるので文系の方が読んでもとっかかりやすいと思います。
選書の基準は「自分の取上げたい本を選ぶ」「どんな大きな世界観を提示してくれるのか」で選んだとのこと。どの本も入門的な簡単なものがセレクトされているので、興味の幅を広げたい人におすすめです。
多文化に出会うブックガイド
世界とつながる子どもの本棚プロジェクト (編集) (読書工房)
東京オリンピックを控え、さまざまな国の人が日本に訪れるようになりました。他国の文化や思想を知るためには、その国の文学に触れることが重要です。こちらの本は絵本・児童文学からノンフィクション、写真集など幼児から大人まで楽しめる本が655冊紹介されています。
お互いを尊重し認め合うこと、いろんな角度から物事を分析してみることの面白さを教えてくれます。
どんな環境でも物怖じせずに突き進んでいくためには先人の知恵を拝借することで多くのことが学べます。
読みたいなと思う本をリストアップして、蔵書に加えてくださいね。