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人の気持ち、思いやりの心が身につく。絵本おすすめ3選

自己犠牲の精神というのは素晴らしいものだと言われます。
でもそれって、ほんとに?きれいごとじゃないのかなと思っている人に読んで欲しい絵本があります。

 

『ジオジオのかんむり』

ジオジオのかんむり

著・岸田衿子
ジオジオはライオンの中でも一番強かった王様でした。でも最近はつまらなかったのです。白髪が増え、目もよく見えなくなってきて、キリンやシマウマを追いかけるのが嫌になり、誰かとゆっくり話をしたくなっていました。
そこへ6つの卵を全部死なせてしまった灰色の鳥がやってきました。ジオジオはあることを思いつき、鳥に持ちかけます。この本は老いというテーマを描いた本です。
人はずっと自分のために生きていくのではなく、人のためになりたいと思う時期が必ずくるのでしょう。それはまた自分のためでもあるのです。

 

『おまえうまそうだな』

 

おまえうまそうだな (絵本の時間)

著・宮西達也
大昔、卵から生まれたアンキロサウルスの赤ちゃんは、ひとりぼっち。そこへ恐ろしいティラノサウルスがやってきて、よだれを垂らし「ひひひひひおまえうまそうだな」
するとアンキロサウルスはお父さんと言ってティラノサウルスにしがみついてしまいます。これは父性がテーマの作品ですが、興味深いことに女性に人気が高いのです。
子育て中のお父さんお母さんに読んでほしいおすすめの本です。

 

『八郎』

八郎 (日本傑作絵本シリーズ)

著・斎藤隆介
昔、秋田に八郎という名の山男が住んでいました。八郎は体の大きな男で樫という大きな木と比べても引けをとらないくらいでした。でも八郎はそれでは満足せずもっと成長したいと願い、とうとう山と背を並べるほどになったのです。。
ある日、八郎は荒れた海が村の田んぼを今にも飲み込もうとしているのを、必死に止めている村人たちを助けようと、ありったけの力で山を動かし海の中に入れて水をせき止めます。
村の人達を助けたい、泣いている子どもの力になりたい、自分の生まれてきた意味を知った八郎の表情は清々しく、その叫びは私たちの胸の奥に響きます。
自分は何のために生まれてきたのか、そう悩んだことのある方なら八郎の悟りに共感できることでしょう。

 

誰か自分以外の人のために生きるということは、慈善事業のようでいて
実は自らの喜びのためという意味においては、究極的には自分のためなのです。
そのことに気づいているからこそ、実際にやってる人は自然体で無理がないのでしょうね。

 

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