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【エキゾチック 本】エキゾチックな南国を感じたい時におすすめの本3選

私は南国のエキゾチックな雰囲気が大好きで、特に寒い冬になると南国に憧れます。

開放的な国民性、カラフルな色彩、豊かな自然に囲まれた生活。ジャングルに住む動物たち、原住民との交流。現実にはなかなか行けないアマゾンや南国が舞台の小説を紹介いたします。

 

「ナーダという名の少女」

ナーダという名の少女 (角川文庫)

角野 栄子・作

 「魔女の宅急便」で有名な作者の新刊。ブラジルのリオデジャネイロが舞台で、赤髪でオッドアイを持つ奇想天外なナーダと内向的な主人公がおりなす冒険友情ファンタジー。サンバのリズム、色鮮やかな情景描写のなかで、生と死という重いテーマが扱われています。ナーダのモデルは実在する方とのこと。エネルギッシュだけど、どこか不安定で放っておけない不思議な魅力がある女の子です。

 

「夢の彼方への旅」

夢の彼方への旅

エヴァ イボットソン・作

 イギリスからアマゾンに居住することになった女の子が主人公。内容はアマゾン版小公女です。アマゾンの密林や流れる川、秘密の隠れ家など、わくわくする冒険要素がたくさん。二人の男の子、出生の秘密、いじわるな親戚など古典的児童小説のベタな点をおさえつつも、主人公をはじめ自分の居場所を作っていくという物語です。ハッピーエンドで読み終わったときには清々しい気持ちになれます。

 

「ワンダーガーデン 生命の扉―5つの楽園、多彩な生きもの」

 

ワンダーガーデン 生命の扉―5つの楽園、多彩な生きもの

ジェニー ブルーム・作

 色鮮やかな大型図鑑絵本。アマゾンの熱帯雨林、グレートバリアリーフ、北アメリカのチワワ砂漠、ドイツの黒い森、世界の屋根ヒマラヤ山脈に生息する珍しい動植物が簡単な解説とともに描かれています。絵の描写がとても繊細で、とくにアマゾンのページは蒸せるような地面の熱が紙面からも漂ってくるよう。生命の躍動感がひしひしと感じられる一冊です。

 

さいごに

南国やジャングルに行きたいとき、キャンプが大好きという方には気分転換になる3冊です。読書を通じて楽園への旅を楽しんでください。

 

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(「ほんのむし」の私は、もちろんヘビーユーザーです。笑)

 

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