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大人におすすめ。主人公に感情移入できる青春・冒険本6選

冒険小説を読んで物語の主人公に感情移入してしまうことはあるでしょう。
この6冊は感情移入にピッタリの本ですよ。


『極北』

極北

著・マーセルセロー
英国作家が描き出すハードボイルドな世界の終わりです。
ロシア領の一端に取り残されていた空白地。極北の地に主人公メイクピースは住んでいます。
廃墟になった無人の街にたった一人で住んでいるのです。どうやら舞台は近未来、何かが起きて世界の文明は終わってしまったのです。
圧倒的な寒さと孤独の中でメイクピースは旅に出ます。そして彼の運命が動き出し。極限世界においての理想の主人公を描いています。孤独、殺戮、主人公は最初性別を明らかにされていません。
でも読み進むうちにその謎も解けてくるのですが、その意味で最上のミステリーでもあると思います。
今の状況は絶望だと嘆いている社会人の皆さんそんなことはないですよ。

 

『フィッシュストーリー』

おべんとうの時間

著・伊坂幸太郎
解散が決まった売れないパンクバンド逆鱗が、最後に収録した曲フィッシュストーリー。最後にボーカルは思わずシャウトします。
いい曲なんだよ届けよ誰かに!数十年の時を経て奇跡が起こり、この曲が世界を救うことになるのです。
主人公の生き様に感動します。こんなにも心強い正義の味方はいませんよ。なんたって幼い頃から父親に正義の味方になるようにと育て上げられたのですから。
それでいて正義の味方なのに礼なら父にという息子が最高にかっこいいですね。

 

『黒ねこサンゴロウシリーズ』

旅のはじまり (黒ねこサンゴロウ 1)

著・竹下文子
一人旅好きの少年剣道黒ねこサンゴロウが、失われたうみねこ族の宝を探しに旅に出る冒険ストーリーです。
サンゴロウは猫ですが思慮深く無愛想だけど頼りになる大人の男です。
火を起こして魚を焼いて食べたり干物にしたりと猫っぽくない言動もクスリと笑えます。くろねこのサンゴロウがとにかくかっこいいです。
しかも記憶を失ったサンゴロウの強さの裏にある切なさと孤独に読んでいて胸が締め付けられる思いがするでしょう。猫好きの方にオススメの本です

 

『山月記・李陵』

李陵・山月記 (新潮文庫)

著・中島敦
春秋戦国時代、子路という乱暴者の青年がいました子路は賢者のうわさが高い孔子を辱めてやろうと家に行きますが、言葉を交わすことで弟子入りを決意します。
子路は一途に孔子を慕い、孔子も単純で純真な子路に目をかけます。しかし子路は普通の死に方をしないだろうと予言していました。
やがて子路は衛の孔家に乞われてそのまま家を納めるのですが、そこからが波乱万丈の物語の始まりなのです。儒教の祖孔子と弟子の一人である子路の師弟愛を描いた物語です。
著者の中島敦はデビューした同年に33歳で早逝して、この作品が発表されました。

 

『ラフ』

ラフ 文庫版 コミック 全7巻完結セット (小学館文庫)

著・あだち充
1987年から1989年まで週刊少年サンデーにて連載された漫画です。競泳選手の大和圭介と飛び込み選手の亜美、同じ高校の水泳部に所属しています。
亜美が兄のように慕うのは水泳の自由形100 M 200 m の日本記録保持者である大学生の中西大樹です。
恋愛の三角関係がスポーツを通して描かれる、あだち充らしい学園選手をストーリー。、2006年二長澤まさみと速水もこみちの共演で実写映画化もされています。
ラフの二ノ宮亜美はタッチの浅倉南のようにちょっと高嶺の花ではない、みゆきの若松みゆきのように帰国子女で成績優秀でもないという設定です。
その他の作品の女の子のように全国大会に行っちゃうくらいレベルが高いわけでもありません。
いわゆる一般的な子です等身大の、身近さが少年心をくすぐりますよ。青春時代を思い出したいと思っている社会人にオススメの本です。

ラフ

 

『風の谷のナウシカ』

 

ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)

著・宮崎駿
荒れた大地と腐海と共に生きようとするナウシカ。巨神兵で腐海を焼き払うとするトルメキア軍の侵略にも負けず、風の谷の人々や傷ついた蟲の子のために
自らの命も投げ出して救おうとします。健気で凛とした姿は近年の理想的なヒロイン像とも言えます。
ナウシカの母性、自己犠牲、無償の愛それはわれわれ男性が常に求めている女性像であり永遠の憧れなのです。
男ならアニメオタクじゃなくても一度はナウシカに恋をします。その気持ち分かっていただけるでしょうか。

 

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

 

現実世界では体験できないことができる、それが読書の醍醐味です。
世の中に本を読まない人がいるなんて、もったいなさすぎて信じられませんね。
だって人生を何度も生きられるんだもの。

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