つい、独りぼっちになると、「なんで自分ばかり辛い人生を送っているのだろう?」と思ったことはありませんか?
そのことについて、「そんなことはないし、皆がたのしいばかりの人生を歩んでいるわけではない」ということに気づかされるおすすめ本を3冊紹介します。
対象は、小学生から大学生、もちろん社会人になってからでも、泣けるストーリーです。
「ぼくとアナン」
1つは、梓河人著「ぼくとアナン」です。ネコが主人公となって、イエナシビト(ホームレス)のナナシさんと、拾われた赤ちゃんの「アナン」、そして同じく拾われた、ネコの「バケツ」という名の3人?が主人公の本です。誰かのために生きること。その献身的な生き方におかしくも涙なしには読んでいられません。
「カラフル」,「ラン」
あと、2冊は森絵都著の「カラフル」と「ラン」です。
もちろん大人になってからでもお勧めですが、中学生にもお勧めです。
自分は他人と少し、物事の考え方が違うのかもしれない。普段は感じてはいないけど、実は寂しい人間なのかもしれないと、自分をそう思うようになったら、読んでみてください。読み終わった後、きっと考えが変わるかもしれません。
寂しいのは誰でも同じ。ただ、周りの人たちの優しさになかなか気づけなかっただけかもしれません。だって、当人の悲しさや辛さは、知らない人にはわからないことですから。
でも、この本を読めば、少しは救われると思います。少し種明かしをしてしまうと、例えば森絵都さんの『ラン』という本には、マラソンは実は一人ではやるものではないということなんです。
これだけでは、きっとよくわからないでしょう。読んでみたら、わかることがあります。
こんな方におすすめ
大学生、社会人になってから、個人で行動することが多くなる分、独りぼっちの感覚を覚えることがある人もいるでしょう。でも、そんなことはないです。まずは、何か行動することなのかもしれないと、きっと気づかされるかもしれません。
そんなことは本には一切書いてないけど、私はさみしい時は、まずは何かやってみることだと思いました。それから何かに気づかされたり、影響されたり、何かしらあるのかもと思うようになりました。
泣きたいために読むのもお勧めします。何か嫌なことから抜け出すためのインスピレーションが欲しい時も、お勧めできる3冊です。
是非読んでみていただけたらと思います。