1)サピエンス全史(上下巻)~文明の構造と人類の幸福 ~
ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳)
世界のビジネスエリートは読んでいるとのことで私もとある会社の社長様からのご紹介で出逢いました。
前後巻に及ぶ2部構成で、読み応えどころか恐怖すら感じます。内容はというと生物学の観点からホモサピエンスがどうして現代に至ったのか?を懇切丁寧に経済学や人文学、そして化学や技術、宗教、経済などすべてを盛り込んだ状態で分かり易く導いてくれます。
中には法律やAIまで含まれてきて世界の著名であるビルゲイツ氏やマークザッカーバーグ氏も絶賛するほど内容が濃い必読本です。
2)自助論 スマイルズの世界的名著
サミュエル スマイルズ (著), Samuel Smiles (原著), 竹内 均 (翻訳)
現在よりも遥か昔に書かれたとはとても思えない程、現在の時代背景に即した希代の名著かと思われます。知る人ぞ知る学問のススメや色んな国の文学に影響を与えたビジネスのみに留まらない人類に対しての正しい生き方を問う必読本です。その文体はとても読みやすく読み終えた後に胸がすく思いのする気持ちの良い本です。
サピエンス全史の前に読んでも後に読んでもすっと入ってくると思います。私見ですが、人文学の観点から描かれているの世界の偉人の勉強にもなります。
3)向上心 すじがね入りの自分論
サミュエル・スマイルズ (著), 竹内 均 (翻訳)
先程の自助論と併せて読みたいのがこの向上心です。お勧めは自助論を読まれた後が理解度が深まるのでオススメです。
私はこれを読んで仕事や人生に対するモチベーションが大幅に高まりました。世界的な偉人の伝記的な内容が多いのですが、人間らしさが時代を感じさせず教科書的なのにとても楽しい本です。繰り返し読みたくなること間違いないです。
4)君たちはどう生きるか
吉野 源三郎 (著)
もはや漫画版まで売れているので今更紹介の必要も無いかと思いますが、敢えてこの括りの中で紹介させていただきました。と、いうのも個人的な感想ですが、すべてにおいて上記お勧め本と似通っている。
若しくは共通項があると感じられるからです。漫画版、小説版ともにお勧めです。社会人だけではなく大学生にも読んでもらいたいと思います。