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人と壁を作ってしまう、本音を知られたくない方へオススメ本

学校を卒業し、社会人になってから知らず知らずのうちに忘れてしまっていた感情はみなさんあるのではないでしょうか。
人と心からわかりあいたい、わかりあえないもどかしさ。
大人になると自分でも壁をつくり、本音を知られたくない見栄の張り合い。
でもどこか心に隙間があって、、そんな方にぜひおすすめしたい小説があります。
私は湊かなえさんの大ファンなのですが、その中でも是非読んでいただきたいのが「夜行観覧車」と「Nのために」です。

 

「夜行観覧車」

夜行観覧車 (双葉文庫)

どちらもドラマ化されているので知っている方も多いと思います。
私もドラマ「夜行観覧車」で湊かなえさんを知り、その世界観に魅了されました。

「夜行観覧車」は、決して裕福ではない家族が娘の受験をきっかけに高級住宅地ひばりヶ丘に引っ越しをするのですが、受験の失敗を境に家族が一瞬にして壊れてしまうといった、シチュエーションは違えど誰にでも当てはまるような、もうこの時点でいろいろ考えさせられますよね。さらに向かいに住むエリート一家で殺人事件がおこり、被害者は父親。しかも加害者は母親というもの。

母親は逮捕され、被害者と加害者の子どもという肩書きをつけられた三人の子どもたち。他人からは幸せに見える家族も、本当のところはその家族にしかわからない。それぞれの登場人物の感情が痛いほど伝わってくる、湊かなえさんならではのミステリー小説です。

 

「Nのために」

Nのために (双葉文庫)

もうひとつのおすすめが「Nのために」
これはもう何度も何度も読みました。
殺人現場に居合わせた4人の中に存在するそれぞれのストーリー。
主人公は大学生で、就職活動や将来への不安なども描かれているので、現役大学生の方はリアルに自分と重ねて考えることができてより楽しめるのではないでしょうか。それぞれの大切な「N」のために自分を犠牲にして守ろうとするんです。もう、これは切なすぎて素敵すぎるお話です。なので私からはあまり語りたくないです(笑)
実際にこの本を読んでいただいて、心で感じてほしい、そんなおすすめ小説です。

 

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