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読むと旅に出たくなる!おすすめの旅行記三選

いつも同じ場所にいて、同じルーティーンを繰り返していると、時には煮詰まってしまうことだってありますよね。

それでもすぐに休むことができない時の気分転換には、“旅”について書かれた本を読むことをおすすめします。読んでいると思わず広い世界に飛び出して行きたくなるような、新しい出会いがたくさん詰まった旅行記をぜひ読んでみて下さい。

 

「パリ・バルセロナ母娘日記」

バルセロナ・パリ母娘旅 (角川文庫)

一冊目は「パリ・バルセロナ母娘日記」(銀色夏生著)。
長寿シリーズ“つれづれ日記”でもよく知られている詩人・銀色夏生が、日記の読者にはおなじみの実娘・カーカとともにヨーロッパ旅行を楽しむ様子が描かれた旅行記です。肩の力が抜けたゆるゆるとした雰囲気で、サラッと読むことが出来るのでおすすめです。

ヴェルサイユ宮殿やサグラダ・ファミリアなど定番の観光スポットを訪れる様子も出てきますので、読んでいると自分でも足を運んでみたくなること間違いなしです!

 

「東京するめクラブ 地球のはぐれ方」

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)

二冊目は「東京するめクラブ 地球のはぐれ方」(村上春樹、吉本由美、都築響一著)。
小説家の村上春樹と吉本由美、写真家の都築響一で結成された「東京するめクラブ」が国内外のあちこちに赴き、それぞれの地を楽しみ尽くす様子が描かれた旅行記です。名古屋の有名喫茶店や熱海の秘宝館など、ちょっと足を延ばせば実際に行くこともできる場所が紹介されているのも面白いです。またハルキストならぬ『村上主義者』なら必ず読んでおきたいのが、熱海の“風雲文庫”について書かれた文章です。絶妙で、ちょっと偏屈で、ユーモアたっぷりで…この箇所はまるで本格的な随筆のようです。ぜひご一読を。

 

「ゆめみるハワイ」

ゆめみるハワイ (幻冬舎文庫)

三冊目は「ゆめみるハワイ」(よしもとばなな著)。
ハワイの名所や、ハワイの思い出、自身が習っているフラダンスの素晴らしさなどなど、著者のハワイにまつわる想いをぎゅっと一つにまとめた旅行記です。この本に収録されている「ひとりしかいない」という一節は、誰かと自分を比べたり嫉んだりしてしまう時にじっくりと読みたい名文です。

自分がただ自分であることがなぜか難しくなってしまう日常から、少し離れて気分を変えることができますよ。フォトグラファー潮千穂による写真の一枚一枚も素晴らしく、実際にハワイに行って、自分の目でこの風景を見たくなってしまうはずです。

 

さいごに

以上が、わたしのおすすめする「旅に出たくなるおすすめの旅行記」です。実際に行くことがかなわなくても、まるでそこを旅してきたかのような読後感を味わうことができますので、ちょっとした気分転換には最適ですよ。もちろん、実際に紹介されている場所を訪れてみるのも素敵だと思います!

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