老若男女、多くの人が髪に関するお悩みを持っています。髪も皮膚の一部。毎日正しいケアをして、年相応の健康的な髪を手に入れたいですよね。今回は話題になった髪に関する本や、老舗の理髪店の本を紹介いたします。
「女の運命は髪で変わる」
佐藤 友美・作
よく見るとよくある顔なのに、何となく美人に見える、女性らしいひとは髪がキレイ!メイクより印象が左右される髪。「顔より髪」と言い切る日本初のヘアライターの著者による美しい髪を育てる方法が記されています。白髪やアンチエイジング、相性の良い美容師さんの見つけ方、分け目や前髪で印象を変えるコツ、正しいシャンプーの仕方など今すぐ実践できるアドバイスがたくさんつまった本です。
「シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ"が原因だった! 」
シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった! (角川書店単行本)
(ノンフィクション単行本) 宇津木 龍一・作
形成外科医である著者によるシャンプーを使わないでぬるま湯で洗う「湯シャン」を紹介した本。普段何気なく選んでいるシャンプー。頭皮に直接つけるもので毎日使うものが、臭いや抜け毛、パサつきの原因になっているとは目からウロコです。自己流のやり方ではなく、この本に書いてある通り、獣毛のブラシでブラッシングをする、3日に一度程度薄めたシャンプーで洗うなどを行うと、悩みが改善したという方も多いです。一度チャレンジしてみては?
「床屋の真髄 男を高め、男を癒す銀座の老舗の技とサービス」
米倉 満・作
松下幸之助や河野一郎、初代中村吉右衛門といった著名人たちが通った本銀座にある老舗理容室「米倉」の店主による理容室の魅力。18000円と高価な床屋さんですが、その哲学や、古き良き時代の在り方を垣間見れます。一流の理容師に求められるのは、教養と技術、おもてなしの心。職人魂を感じさせられる一冊です。
あのシャンプーがいい、トリートメントはこれがいいと情報があふれるコスメ業界。口コミに踊らされないで、正しい知識を持って自分に合った方法で美しい髪を手に入れてください。私はあれこれ話しかけてくるタイプの美容師さんが苦手なので、米倉さんのような一本筋の通った理容師さんに切ってもらいたいなぁと密かに憧れています。