毎日つけている化粧水や乳液、効果があると信じて使用しているシートマスク。たくさんの商品が次から次へと発売され、イメージ的な広告についつい流されて購入してしまう化粧品。本当にあなたのお肌にあっていますか？
皮膚の構造をきちんと知ること、自分の今の肌の状態にあった化粧品を見分けて使い分けすることが美肌への近道です。
今回は化粧品の成分をきちんと見分けることができるための本を紹介します。何が自分に足りていないのか、不要なのかを見分けることができれば、化粧品にムダなお金をかけなくてもすみ、より効率の良いスキンケアができますよ！
化粧品成分検定公式テキスト
化粧品成分検定協会 (編集) （実業之日本社）
検定を受ける方だけではなく、一般の方にも使用していただきたい本。市販されている化粧品でよく使用されている成分がずらりと並んでおり、肌荒れしてしまった化粧品の成分表を見てマーカーをひいていくと、どの成分で肌荒れしたのかが分かり、今後化粧品を選ぶ際に参考になります。アレルギーやアトピーをお持ちの方、コスメジプシーの方は手元に置いておくと安心できる一冊。成分と使用感をあわせることで自分がどんなコスメを求めているのかも自覚できるでしょう。
どんな敏感肌でも美肌になれる! オフスキンケア
かずのすけ (著) （KADOKAWA）
著者自身がアトピー性皮膚炎のため、いろんな化粧品や洗剤にかぶれてしまい、大学ではたんぱく質と洗浄剤について研究されていたとのこと。つるつるのたまご肌の持ち主で、ブログでは化粧品との正しい付き合い方を教示してくれ、アクセス数の多い人気者です。プロデュースされている化粧品も評判になっています。化粧品だけではなく、スキンケアのしかたや敏感肌のための衣類選び、洗濯洗剤についてなど幅広い敏感肌のための知識が書かれた贅沢な本。巻末には成分一覧表も掲載されています。
賢い化粧品の選び方: スキンケアの正解は、成分でわかる
小澤 貴子 (著) （河出書房新社）
なんとなくよさそうと手を出してはかぶれてしまうという化粧品ジプシーの方におすすめの一冊。広告でよく目にする成分についての知識やスキンケアの正しい仕方について書かれており、間違った美容法を正すことによって敏感肌を抜け出すこともできます。特にオーガニック化粧品についての記載が多く、毎日使い続ける化粧品だからこそ安心して使い続けるものを選べる目を育ててくれます。
インターネットで書かれていることや広告を鵜呑みにしてコスメに手を出すのは良くないこと。なかには肌荒れしそうな成分の化粧品をブランド名だけで高額で販売している商品もあります。消費者としてきちんとした知識をもって化粧品と付き合っていきたいですね。
