部屋を綺麗したい、だが中々片付けられない。
「仕事が忙しいから」、「休日も予定あるし」とだらだら伸ばして、結局先送り。ネット通販で届いたダンボールが溜まっていく毎日。。
そんな経験あるかと思います。
私も昔はそうでした。
そんな方に、私が参考になったおすすめ本の3冊を紹介します。
その原因はマインドや考え方かもしれません。
1.『「超」整理法』野口悠紀雄
著者の野口氏が指摘しているように分類せねば成らぬという固定観念は極めて強いものです。これは本能であり、誰もが無意識のうちに整理=分類という原則に従おうとしています。だから単に並べることに対しては強い抵抗が働くのだそうです。
確かに効率的な整理をする上では本能と折り合いをつけて行かねばならないということですね。だから整理術を身につける上ではノウハウの完成度より、感動インパクトの方が重要だったりするんですね。実際にやれるのか、断言はできなくてもなるほどそうだ!の声が大きいメソッドほど行動に移せる可能性が高いのは間違いないだろうでしょう。
社会人になる前に是非読んでおきたいおすすめの“古典”です。
2.『【図解】誰からも「仕事ができる」と言われる! すごい整理術』坂戸健司
自分の好きなことからファイル整理を始める。写真が好きなのアルバムを、車が好きなら、株をやっているなら投資関係の情報をと、自分なりに整理してみる。嫌いなことをやっても長続きはしないものなのです。
なるほどこの著者は気分の問題を強調していますね。整理を楽しむには楽しく作業すること、といえば同義反復になるけれど、様々に試行錯誤して自分なりの整理のノウハウを作り上げていくその過程を楽しむことが結局大切なのでしょうね。
3.『困った時の情報整理』東谷暁
この本の著者は学者や知識人が研究のために日々を行っている受動的な情報整理に対して、ビジネスベースで必要に駆られて行う情報整理を次のように語っています。
あらゆる情報整理には時間的な制約と能力的な制約があります。意外にもこの厳然たる事実を忘れるので窮地に陥るのでしょう。
この本には情報整理に凝ることへの違和感も語られています。整理というものはあくまでも手段であって目的ではない。しかしでも現実には必要最低限度を超えて生理整理に没頭している人も多いのです。そこそこうまくいっているというレベルでやめることを常に意識しておかないと整理だけで大変な労力がかかってしまうということを力説しています。
凝り性の大学生は耳が痛いかもしれませんね。でも自分の性格を見つめ直すにはオススメの一冊です。