暑い夏はもちろん、暖房のきいた部屋やコタツでアイスクリームを食べるのが幸せという方は多いのではないでしょうか。様々なバリエーションがあって、いろんな味を楽しめるのがアイスクリームの良いところ。シンプルなバニラアイスにラム酒をたらして大人の味にしたり、その日のメニューのデザートとしてアレンジがきくのも楽しいですよね。今回は読んでいるだけでアイスクリームが食べたくなる本を集めました。アイスクリーム好きの方は是非手にとってみてくださいね。
アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)
ローラ・ワイス(著) (原書房)
ヨーロッパでは上級階級しか食べられなかったアイスクリーム。アメリカに渡って庶民の食べ物として親しまれるようになるまでのアイスクリームの歴史を近代アメリカ中心にまとめられています。
産業革命後、だれでも夏でも冷たいものを楽しめるようになったことや、コーンやカップなどの様々な形に変化してきたことなど、今当たり前に食べているアイスクリームが愛おしくなってしまうような本。ジェラートとの違いなどかゆいところまで手がとどく解説がされています。
アイスクリームの皇帝
アイスクリームの皇帝 (Poetry in Pictures)
柴田 元幸(選・翻訳)
ルイス・キャロルやラッセル・エドソン、エミリー・ディキンソンなど世界的に有名な作家の詩を集めた詩集。食べられない「ことば」から味わうおいしさが溢れかえっています。
表題作の「アイスクリームの皇帝」をはじめ、どの詩も口に出して読むと味わい深くなるようなコース料理を味わっているかのよう。絵ごとに雰囲気が変わり、原文と訳文が両方掲載されているので、何度でも楽しむことができる贅沢な一冊です。
バットや保存袋で作れる アイスクリーム&アイスケーキ
若山 曜子(著) (マイナビ出版)
アイスクリームメーカーがなくても作れる失敗しない本格アイスクリームとアイスケーキのレシピ集。途中でかき混ぜる必要もなく、道具も買い足しせずに、おうちにあるもので簡単にできます。
濃厚なアイスクリームからさっぱりとした口当たりのグラニテまで、普段のおやつからお客様用のデザートまでアレンジがきくおしゃれな一冊です。
ダイエット中の方も、本のなかではアイスクリームは食べ放題。我慢できなくなったら、たまのご褒美としてホンモノを食べても良いのでは?低糖質のアイスクリームも売っているので上手にカロリーコントロールして楽しんでくださいね。