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絵本ベストセラーおすすめ10選|読み聞かせで“鉄板”の名作まとめ

 

絵本ベストセラーにおすすめの本10選

子どもの成長に絵本は欠かせない。親子で声に出して読む時間は安心感を育み、語彙や想像力の土台をつくる。迷ったらロングセラーから始めれば外さない。本稿では、読み聞かせ実績が厚く、丈夫で長く使える“定番の単行本版”に限定して10冊を厳選しました。

 

 

1. いないいないばあ(松谷みよ子/童心社)

動物たちが「ばあ」で顔を見せる究極にシンプルな構成が、0歳からの反応を引き出す。童心社の上製本(単行本)でページが強く、はじめての一冊に安心だ。はじめて読み聞かせを始める人におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • 0歳から反応しやすい「ばあ遊び」を絵本化
    • 言葉が少なく読みやすいから繰り返しに強い
    • 上製本で破れにくく長持ち

2. はらぺこあおむし(エリック・カール/偕成社)

カラフルなコラージュと穴の仕掛けで、曜日・数字・食べ物を自然に学べる。偕成社の定番単行本でプレゼントにも安心だ。楽しく“学び要素”も入れたい人におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • 曜日・数・食べ物を楽しくインプット
    • 指でたどれる穴の仕掛けで飽きにくい
    • 誕生日・出産祝いの“鉄板”

3. ぐりとぐら(なかがわりえこ/やまわきゆりこ/福音館書店)

ふたりの野ねずみの“おりょうり冒険”は、言葉のリズムと繰り返しが耳に残る。福音館「こどものとも傑作集」の単行本で、読み継がれる王道だ。家族でのごはん時間が楽しくなる一冊を探す人におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • ことばのリズムが心地よく読み聞かせが楽
    • 食育・共同作業の楽しさが伝わる
    • 福音館の定番サイズで本棚に収まりやすい

4. しろくまちゃんのほっとけーき(わかやまけん/こぐま社)

材料まぜ→焼く→食べるの工程が擬音とともに視覚化され、子どもが台所へ関心を持つ。こぐま社の単行本で色面がはっきりしており写真映えもいい。料理やお手伝いの導入におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • 擬音たっぷりで読み聞かせが盛り上がる
    • 手順が明快で「やってみたい」を引き出す
    • 厚みと紙質がしっかりして長持ち

5. おおきなかぶ(A.トルストイ 再話/内田莉莎子 訳/佐藤忠良 絵/福音館書店)

「うんとこしょ どっこいしょ」の反復と参加型の展開で、幼児が声を合わせやすい。福音館の単行本版は見開きが見やすく舞台映えもする。みんなで読む行事や読み聞かせ会におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • 呼応・合唱が起きやすく集団読みで強い
    • 反復表現で語感が身につく
    • 古典的展開で安心して楽しめる

6. だるまさんが(かがくいひろし/ブロンズ新社)

左右に動く“だ・る・ま・さ・ん・が”の間とオチが抜群で、毎ページ笑いが起きる。ブロンズ新社の上製(単行本)で角が丈夫、繰り返しに耐える。とにかく笑わせたい人におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • ページをめくる“間”で毎回ウケる
    • 語数が少なく0〜2歳でも理解しやすい
    • 角が強く読み聞かせ現場で壊れにくい

7. 100万回生きたねこ(佐野洋子/講談社)

愛と生死をめぐる余韻が大人にも刺さる物語。講談社の単行本で長く手元に残したい一冊だ。年少〜小学生まで“深く味わえる物語”を求める人におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • 大人も泣ける普遍的テーマ
    • 長く読み返す前提で“保存版”に向く装丁
    • 贈り物にも通用する一冊

8. ねないこだれだ(せなけいこ/福音館書店)

夜更かしの子を“おばけ”が連れ去るインパクトで、睡眠習慣の会話が始まる。福音館の単行本で小ぶりサイズ、就寝前のベッドサイドに最適。寝る前のルーティンを作りたい家庭におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • 短くはっきりした文で眠前に最適
    • 貼り絵のコントラストが強く視認性が高い
    • 小型で持ち運びもしやすい

9. ノンタン ぶらんこのせて(キヨノサチコ/偕成社)

順番をめぐるやりとりが、対人ルールの導入になる。偕成社「ノンタンあそぼうよ」シリーズの単行本でコレクション性も高い。遊びの場面で“順番・譲り合い”を教えたい人におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • 身近なルール学習にちょうどいい題材
    • シリーズで揃えると語彙・生活範囲が広がる
    • 判型が小さめで持ち歩きやすい

10. スイミー—ちいさなかしこいさかなのはなし(レオ・レオニ/好学社)

孤独から仲間と工夫で立ち向かうまでを、詩的な言葉と美しい版画で描く。好学社の単行本で見開きの海が映える。少し長めの物語で“集中して聴く力”も伸ばしたい人におすすめ。

 

 

  • おすすめポイント
    • メタファーが豊かで何度でも味わえる
    • 集団で力を合わせる物語が行事読みとも相性◎
    • 紙面の余白が美しく展示にも映える

まとめ(選び方の比較軸)

  • 気分で選ぶ:大笑い→「だるまさんが」/安心感→「いないいないばあ」/冒険→「スイミー」
  • 難易度で選ぶ:超やさしい→「いないいないばあ」「だるまさんが」/物語性→「100万回生きたねこ」「スイミー」
  • 読了時間で選ぶ:3分以内→「ねないこだれだ」「ノンタン」/5〜10分→「ぐりとぐら」「おおきなかぶ」

今のあなたに合うのはコレ——寝る前のルーティン作りなら「ねないこだれだ」、はじめての一冊なら「いないいないばあ」、笑いで掴むなら「だるまさんが」だ。

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