御朱印を集めることは、日本の神社仏閣を訪れる楽しみを格段に深めてくれる。参拝の証としての歴史・文化・アート性・御利益…色々な面に魅力があって、ただの“スタンプ集め”では終わらない。
この記事では、Amazonで購入できる御朱印集め関連の本を「実際に読んで良かった/評判のいい」ものを中心に10冊厳選して紹介する。
参拝マナーや御朱印の意味、デザイン、旅とコースの提案など、御朱印ライフを豊かにしてくれる内容ばかりだ。
おすすめ本8選
1. 新版 全国御朱印大事典(日本の神社仏閣研究会/単行本)
全国1100点以上の御朱印、社寺1300件以上を掲載。エリア別に分かれており、定番からご利益の高いところまで網羅している。初心者でもどこへ行こうか迷ったときに頼りになる一冊。
じっくり全国巡りたい人におすすめ。写真もきれいで、資料としても価値が高い。旅の計画が立てやすくなる実感がある一冊。
アート性の高い御朱印・進化系御朱印などデザイン重視の内容が多く、「御朱印を眺めて楽しみたい」人向け。全国の“見栄えする御朱印”が多数。
写真集としての完成度が高く、“これを集めたい”という気持ちが湧く。自分の好みのスタイルが分かる実感がある。
2. 日本全国この御朱印が凄い! 第壱集 増補改訂版(地球の歩き方 御朱印シリーズ/ソフトカバー)
“凄い”と感じる御朱印をテーマに、多彩なデザインや個性ある社寺を紹介。見ているだけで行きたくなる社寺がたくさん。地域やデザインの偏りもあり、写真中心なのも魅力。
御朱印の見た目を重視したい人におすすめ。観光として訪れる神社仏閣選びにも役立つ。
3. 御朱印をはじめよう(篠原ともえ/単行本)
初心者向けガイド。御朱印とは何か、マナー、参拝の仕方、御朱印帳の選び方など基礎から丁寧に解説。気負わずスタートしたい人にぴったり。
初めて御朱印をもらうときの不安が減る実感がある。まずはこの一冊で入り口を確認しておきたい。
4. 御朱印帳カタログ 全国乙女の寺社めぐり(著:にほん巡礼倶楽部 他/単行本)
御朱印帳そのもの(表紙デザインや紙質など)にフォーカスした写真集的な要素のあるカタログ。お気に入りの御朱印帳を探している人に特に嬉しい。
コレクター心をくすぐる内容で、御朱印帳を変えてみたくなる満足感。ただ、デザイン重視なので、情報量という点では他の本と併用したい。
5. 「47 御朱印でめぐる全国のお寺」
御利益やテーマ別に全国のお寺の御朱印めぐりをまとめたもの。旅行の目的別に行き先を選びたい人に便利。まさに旅と御朱印を両立させたい方向け。
テーマがあるから旅のモチベーションが上がる。また、「このご利益を得たい」という気持ちで巡り先を選べる実感が持てる。
6. 御朱印でめぐる東海の神社 週末開運さんぽ 改訂版(地球の歩き方/ムック)
東海地方の神社を中心とした御朱印集め本。名古屋・伊勢・志摩など地域に特化していて、週末や短めの旅で回れるコースが掲載されている。旅行のプランが立てやすい。
遠出できない週末旅行派にはありがたい。地図やモデルルートがあって“実感”を伴う本。
7. 戦国武将ゆかりの神社とお寺でいただく御朱印ハンドブック(八木透/辰巳出版/単行本)
戦国武将にゆかりのある神社仏閣巡りをテーマにしたガイド。歴史好きにはたまらない切り口。武将伝や家紋などの解説もあり、御朱印+歴史ツアーとして楽しめる。
歴史好きで“御朱印だけじゃなくその土地のストーリー”も知りたい人におすすめ。旅がより深く胸に残る実感が得られる。
8. 寺社めぐりがもっと楽しくなる!お寺と神社の地図帳(ハンディ版/辰巳出版)
代表的な寺社を地図で把握できる地図帳。点を繋げて路線を決めたり、どの順で回るかなどのプランニングに最適。
まずは“どこが近いか/アクセスがいいか”を地図で見てから行き先を決めるタイプの人には特に役立つ。実際に旅行コースを立てて動くことが増える実感がある。
関連グッズ・サービス
本で知識を深めるだけでなく、実際に御朱印集めを快適にするアイテムや利用サービスも紹介する。
- **御朱印帳**:表紙デザイン・紙質・サイズなどで満足度が大きく変わる。お気に入りを選ぶと旅のモチベーションが上がる。
- **ケース・カバー・バンド**:持ち歩き用、雨対策、汚れ防止のためのグッズ。長く使うならぜひ。
- **地図アプリ・神社仏閣検索サービス**:訪問前にアクセス・授与時間・御朱印対応の有無を確認できる情報源を持っておく。地元観光協会のサイトや「ホトカミ」など。
- **交通パス・宿泊手配**:複数寺社を回る場合、移動効率を上げる公共交通パスやその土地の宿泊をあらかじめ確保することで旅の満足度が上がる。
まとめ:今のあなたに合う一冊
御朱印集め関連の本は、「旅プラン重視」「デザイン重視」「歴史やストーリー重視」など、それぞれのスタイルによってベストな一冊が変わる。
- 旅の計画をじっくり立てたいなら:**新版 全国御朱印大事典**
- デザインや見た目で楽しみたいなら:**御朱印の世界 全国版** または **御朱印帳カタログ 全国乙女の寺社めぐり**
- 歴史好き、戦国武将好きなら:**戦国武将ゆかりの神社とお寺でいただく御朱印ハンドブック**
御朱印集めは旅先での“小さな発見”を重ねていくことが楽しい。マナーを大切に、体力と時間を無理せず、自分のペースで「お気に入りの一枚」を見つけてほしい。 よくある
質問(FAQ)
Q: 御朱印を集め始めるのに最低限これだけは知っておくことは?
A: まず「参拝を先にする」「授与所の時間を調べる」「初穂料(料金)があること」「御朱印帳のページを押さえておく」などが基本。マナーを知ることで気持ちよく御朱印をいただける。
Q: 神社とお寺で同じ御朱印帳を使っていい?
A: 問題ないケースが多い。ただし、それぞれの信仰・作法を大切にするところでは分ける人もいる。気になるなら、神社用・お寺用で分けるのも選択肢。
Q: 御朱印本を買うときに見るべきポイントは?
A: 掲載数(御朱印・社寺の件数)、地域性(全国か限定か)、写真の質、デザイン重視か情報重視か、マナー・参拝の説明があるかどうか。
Q: 季節限定・特別御朱印が授与されるかどうかは本でわかる?
A: 一部の本では「特別御朱印を出す日時・行事」が載っているものもあるが、最新版でないと情報が古いことがある。行く前に神社仏閣の公式サイトやSNSで最新情報を確認することが肝心。









