2026-06-13から1日間の記事一覧
病いの人類学を学び直したいとき、迷いやすいのは「医学の本を読むべきか、それとも人類学から入るべきか」という入口だ。この分野が見ようとするのは、病名そのものより、病む人が何を経験し、その経験が家族、医療者、社会、文化のなかでどう形づくられる…
言語人類学を学び直したいと思っても、日本語でまっすぐ入れる本はそう多くない。だからこそ、最初の数冊の選び方で理解の深さがかなり変わる分野でもある。ここでは、言語人類学そのものの中核と、独学で視野を広げる周辺書をつなぎながら、無理なく読める…
考古人類学を学び直したいと思っても、日本語の棚は思ったより細い。純粋な専門書だけを追うと、最初の数冊で急に難度が跳ね上がり、石器の型式や骨計測の話だけが先に立って、肝心の「人間とは何か」という面白さが遠のきやすい。そこでこの記事では、入門…
吉増剛造を読むと、言葉が「意味」になる前に、耳と皮膚に触れてくる瞬間がある。詩集でまず声の輪郭を掴み、講義や自伝で呼吸の癖を知ると、作品一覧の見え方が急に立体になる。今夜の部屋の静けさが、少しだけ別の密度になる。 吉増剛造とは 吉増剛造のお…