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【夜空 絵本 おすすめ】読み聞かせにおすすめの夜がテーマの絵本

夜。みんなが眠ったあとの静かな自分だけの時間。昼とは違うゆったりとした時間の流れ方。いつもの見慣れた景色も違って見えること、ありませんか?一日の終わりに、ゆったりとした気分でベッドに横になって手にとっていただきたい絵本を紹介します。お子さまの読み聞かせにもどうぞ。

 

「はくぶつかんのよる」

はくぶつかんのよる

イザベル シムレール・作
 フランスのリヨン、コンフリュアンス博物館が舞台。夜、人間の来ない博物館では、虫や化石、はく製の動物たちが動き出します。いろんな時代を超えて、様々な種類の動物たちがところせましと博物館の中を動き回る様子は、映画「ナイト・ミュージアム」のよう。人間たちの知らない夜の博物館。真夜中を表現した深い青、蝶のあざやかな色あいと生命観あふれる絵本です。

   

「終わらない夜」

終わらない夜

セーラ・L. トムソン・作
 夜の月明かり。水辺に移った木の影を移動する女性の絵。表紙からもわかるように、夜だけ映し出される不思議な世界が描かれています。夜の魔法にかかるのは子どもたち。夜の美しさと想像力をかきたてられる光と影の対比は美しくも恐怖をかきたてられるような画集のような絵本に詩が添えられています。ゴンサルヴェス,ロブの絵に感銘を受けたトムソン,セーラ・Lが詩をつけたもの。トリックアートやシュールレアリズムがお好きな方におすすめの絵本です。

 

「月光公園 : The moon park」

月光公園 : The moon park (ミキハウスの絵本)

(ミキハウスの絵本) 宙野 素子・作
 月明りが照らす夜。ふと目を覚ました男の子は月光公園の切符を手に入れます。満月の明かりに照らされた銀世界の公演を散歩していると、空から月が降ってきて、その中から少女が・・・。一夜かぎりの少年期の不思議な夜。静寂で夢幻的な世界観。繊細な絵が素敵な一冊です。

 

毎日疲れてバタンと寝てしまう方も、ほんの夜のひととき、この絵本を開いて夢の中で夜の散策をしてみてはいかがでしょうか?心を静かにしてくれて優しい夢の世界にいざなってくれる絵本です。

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