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【人生の行き詰まり おすすめ本】人生に行き詰まりを感じている大学生・社会人にオススメ本3冊

大学生になると自由な時間も多い反面、考える時間も多くできてほとんどの人は人生を模索状態です。大人になるということは、子供の頃の可能性に溢れていた自分自身との別れということにもつながります。生き難さを感じている大学生や社会人にオススメの三冊です。

 

夢をかなえるゾウ

 

夢をかなえるゾウ文庫版

水野敬也

主人公が旅行で買って来た置物のインドの神様ガネーシャとの対話形式でお話は進んでいます。
主人公は成功を掴むための課題をガネーシャに与えられます。ガネーシャは軽妙なトークで偉人の話を折り込みつつ課題を出していきますが、課題もさして難しい事ではなく、日常でも気をつけていればできることです。環境を整え、身なりを整え、夢を見て、前向きな言葉を口にして、身近にいる人を大切にする。そしてお参りに行き、求人情報をみて、応募し、自分で後悔のようにないように生き、そして感謝する。
成功というのはなにも社会的地位や金銭的欲求を満たすということでもなさそうです。

 

自分に気づく心理学

自分に気づく心理学

加藤諦三

人付き合いに苦しんでいる方や、些細なことに傷ついてしまう方、心の不安が何処から来るか、そしてなぜかイライラとしてしまう方へ向けて書かれた一冊です。
思い当たる人も多いかもしれません。人との何気ない会話の中に、または人の態度に傷ついてしまう方。
そういった方にとっては、この本は心がえぐられるほどの衝撃を持っています。おそらく心の蓋をしていたことが思い起こされるのではないでしょうか?
筆者は大人になってからの心の不均衡は子供の頃の親との関係に問題があるといい、私はそれが全てではないとは思いますが、改めて自分自身の問題点だと思っている事と冷静に向き合う事も必要だと感じました。

 

内向型を強みにする

 

内向型を強みにする

マーティ・レイニー

筆者がいう世の中の75%は外向型の人間の為に作られていて、行動、スピード、競争、活力を重んじられているので、内向型の人間は数において劣勢であり、適切な社会化を遂げる事の出来なかった人とみなされ生き難い世の中であるとのこと。
しかし、内向型の人間は自分自身の世界からエネルギーを得ているので忍耐力、想像力、自由な発想、深い集中力といった外向型の人間には無い性質があり、無理にコミュニケーション能力に優れたエネルギッシュな外向型人間を目指す必要はないということ。
自分の特性を理解し、自分の人生をより良く歩んでいくための方法が書かれています。行き詰まりを感じている人には内向型の人が多いと思いますので、参考にしてみてはどうでしょうか。

 

最後に

特に大学生や若い20代前半の社会人に読んでいただきたいです。
私自身は10代20代前半のドロップアウトしてしまった人間にありがちな、世の中を斜に構えてみるというみかたしか出来なかったために、色々な機会を得るチャンスを失ってしまったと思っています。
こういった本に出会えていれば、もっと前向きな人生を歩めたのではないか?と今更ながらにして思うのです。だからこそ、若い方に読んで欲しいですね。

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